先日、東京で出た結婚式は高校での友達で、
そりゃもう、昔のいろいろもよく知られてしまっているのだけど、
新郎新婦席に「おめでとう」を言いに行ったときに、
『奥さんにもよろしく』
と、言われたんです。
まあ、普通なんですけどね。挨拶として。
ただ、あ~、そういう挨拶を交わす位置にいるんだなぁ、と、
(歳になったとは言わない)
なんだかビミョウな表情を作ってしまった。
高校の頃から今までのあれこれが、
瞬時に駆け巡りましたよ、頭の中で。
高校から続いている友達というと(実質)3人しかいない。
ちょくちょく会ってるってなると、これはいないに等しい。
そんな中で、どこで『友達』だと思うかというと、
例えばすごく久しぶりに会っても、
『よどみなく』タメ口が出てくるのが友達、のような気がしてます。
うっかり「どーも」なんて挨拶しちゃう人は、
昔どんなに仲良かったとしても『古い知り合い』。
やっぱり友達との挨拶は「よお」だろうと、
まぁ、ボクの言語感覚では思ってしまうのです。
さすがに結婚式で再会した友達には「おめでとう」と
挨拶しましたけどね。
「奥さん(ダンナさん)にもよろしく」は、
いつの間にか、ボクの回りに漂ってる挨拶のひとつに
加わってて、それを不意打ちで認識してしまい、
ホンマ、ビミョ~ウな表情を作ってしまったのでした。
めでたい席で、すまん。