次の舞台の構想が固まってきた。
芝居が調子いいときは、仕事も調子いい。
アイデアが浮かぶ。浮かんだアイデアが相互に繋がって形になる。形が重なって作品が見えて来る。
そんなときが一番エクスタシーで、にやにやしたり、興奮したりする。
歳とともに記憶力が明らかに減衰していて(まだ29なのに)、すぐ忘れるので、思い付いたらメモする。
最近は携帯から、自宅のPCにメールしておく。
メールは絵や図が入れられないから、言葉ですべてを残すという作業になるが、
それによって考えをかなり整理してくれるので重宝している。
さらに、携帯はキー入力が面倒なので、
もたもたしていると、思い付いたことを忘れてしまう。
忘却曲線と戦いながらキーを打つ。
時間との戦いに勝つために、
さらにアイデアは簡潔にまとめられ、シェイプされる。
つまり、にやにやしたり興奮したりしながら、一心不乱に携帯を打つ。
今は、富山県高岡市から帰りのサンダーバード号の中。
初老の紳士が怪訝そうにこっちを見ていた。
すまん、怪しくて。
3日ぶりの帰宅です。
