夜勤明けで明けの次の日も夜勤だったし、お腹痛かったから寝てたかったけど、仕事納めた彼女が行きたいなぁと言うのでね…
その日の占いが1位で、ラッキーパーソンは旅行好きの人だったんだよねー
その占い見て、旅行かぁなんかふらっと行っちゃう?なんて思ってたから、彼女の呟きを何となく無視できなかった。
ちょっと雨が降ってたけど、久々の広い露天風呂でなんだかお腹もスッキリした。
露天風呂の周りは岩で囲まれてたんだけどね、裸でロッククライミングしてる子いた。
ああ、そういう子どもいるよねー
親は黙ってやらせとくんかいって思ったでしょ
じゃあ、それが20代の子だったら?
そう思う?
私は思った笑
誰かー!保護者ー!って笑
多分、知的に障害がある子なのかなーって思ったけど、なんか本能のまま過ぎて羨ましかったよ。
彼女は福祉系の大学出てるんだけど、ダウン症かなぁと言っていた。
顔にあまり特徴が出ていないように見えたけど、人懐こさや体型の割に小さい足などから、そうじゃないかなとのこと。
なんかお猿さんみたいにどんどん登っていくからヒヤヒヤしたよー
もし落ちたら…その後の展開は容易に想像つく環境…。
1人!?
って思って周り見たけど、保護者らしき人は見当たらず…。
その子は私たちが体洗ってる時から、隣きてずっと着いてきてたんだけど、ワンチャン、私たちが立ち上がったら下りてくるかなぁと思って立ったら、本当に下りてきたからちょっと安心した。
なら声かけろよって感じだけど、そこまではできなかったぁ。
どんな展開に転ぶか想像できなかったからさ…。
声かけられて気を取られて、手を滑らせるとか…
脱衣所で結局見失ってしまったけど、裸ロッククライミングの先駆者にお会いできて、何だか貴重な体験でした。
次の日は電車が遅れて、行き当たりばったりで喫茶店に入った。
本当は行きたいお店があったんだけど、水曜日が丁度定休日だったらしい。
でも、このお店が穴場だった。
彼女はアンティークな物が好きなんだけど、まさしくそれがテーマの喫茶店だった。
メニューは手書きで、一昔前のぬいぐるみが飾られていたり、椅子の彫刻が凝ったもので温かみがあった。
あまおうパフェとコーヒーとミルクティを頼んだ。
このあまおうパフェ、ずっと忘れない。
個人経営のしかも言葉悪いけど古ぼけた喫茶店から出てくるようなクオリティじゃなかった…!
まず使ってるいちごの数が、そこらのチェーン店とは桁違いだし、あまおうのさっぱりした甘みに、丁度よくかかった練乳が口の中に余韻を残す。
パフェだから生クリームとアイスは必須なんだけど、この生クリームもアイスもサッパリしてて全然飽きないしあまおうの自然の甘味を邪魔しないのよ。
コンフレークでかさ増しもされてないし。
これは彼女が1番気にするポイント笑
もう全体的にバランスがよく取れてて、すんごい高さがあるように見えたのに、最後まで集中して食べてた笑
だいたいパフェって、食べてて中だるみするんだけど、手を休めることがなかったなぁ。
窓からは大粒の雪がはらはらと舞っているのが見えた。
しかし、雲の切れ間からは太陽が時折顔を出し、彼女の横顔を暖かく照らしていた。
旅館のどうしょもないお土産が彼女は好きなんだけど、そこで買ったくまの指輪が光を受けて乱反射していた。
宝石のようだった。何もかもが。
まさに眼福。お腹も満腹。
ああ、お腹の調子も良くなったし、マジで占い当たったのかもな~