うちの独眼竜ばあちゃん。

独語?がすごい。

独り言をずっと喋ってる。

独眼になった経緯とか、帰りが遅い旦那さんのこととか。

独語を話している時は決まって目を閉じていて、ザ・マイワールドって感じだ。

このモードの時は何を話しかけても通じない。

ユマニチュードっていう介護の技法の本読んだんだけど、あのマリオみたいなおじさんいわく、目線を合わせてあげることが大事らしい。

これがねー

騙されたと思ってやってみたらマジでびっくりした。

近くに言って耳元で名前呼んで、目が開いたらゆっくり彼女の視界に入り込んで、ゆっくり肩に手をおく。

彼女が私を認識したのを確認して話しかけると、ちゃんと聞いてくれるんだよねー。

それまでは、こちらが話しかけたつもりでも、あちらには一言も届いていなくて、無理矢理何かされたという認識になってしまい、色々拒絶されたり、嫌がられてしまうことがあった。

この方法を知ってからは、こちらの申し訳ないって気持ちが軽減されて、距離も縮まった気がする。

数十秒後にはまた0mmからスタートだけど笑

申し訳ないって気持ちが減ると、気が軽くなって、腰も軽くなる。

排泄介助も食事介助もやってみよー!って感じ。

そんなマイワールドが強いばあちゃんなんだけど、元気がなかった他の利用者さんが、久しぶりにご飯よく食べられるようになったの見て、「あんた、元気になったね。」なんて突然呟いたりする。

直後にまた、黄金時代に帰っていってしまうんだけど、このばあちゃんには時々驚かされる。

丁寧に洗濯物畳んでくれたり、目を合わせると無邪気な笑顔向けてくれたり、なんか良い人だったんだろうなぁって伝わってくる。

人生何があるか分からんなぁ。