<教えて坂入誠先生 その12>
弁護士の坂入誠先生に法律問題をわかりやすく教えていただくコーナー

今回は『成年後見人の監督義務と賠償責任』について教えていただきました

認知症の高齢者などを支援する制度として≪成年後見人≫があります。
これは判断能力が不十分な方に代わり、その不動産や預貯金といった財産を管理したり、介護サービスや施設への入所などの契約を結ぶなど、身の回りのサポートをします。
認知症患者や知的障害者などを守る為の≪成年後見制度≫でがありますが、例えば当人が何らかの行為によって他者に損害を与えた場合、成年後見人となった人が監督義務者として賠償責任を負う事も考えられます。
今回は現在も続いている事例を基に、地方裁判所と高等裁判所による判決の違いをご紹介。
高齢化社会の日本にあって、今後、同様の事態が日常的に起こると考えられている昨今、最高裁判所がどう判断を下すのかが注目されています。
≪成年後見人の監督義務と賠償責任≫について詳しく知りたい方、お困りの方は、坂入法律事務所までお気軽にご相談ください

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