お茶会初体験から3日。まだ夢の中にいるようです
隙さえあれば記憶を反芻し、緩む口許を隠し…
「何かいいことあった?」と聞かれることもしばしば(笑)
さて、それでは前回に引き続きお茶会の記憶を書き出していこうと思います。
・音楽学校時代のお話
首席で入ってしまったので予科は凄く大変だった。委員として皆を怒る立場だったから怖がられていた。
予科は委員とそうじゃない人で分かれるので、あまり話していない同期も多かった。
本科になると、予科の時に委員でお稽古できなかった分朝から晩まで学校にいた。
・初台詞の思い出
初めて台詞を頂いたのは花舞う長安の新人公演。
一言ぜりふ(いきなり出てきて一言言って去る。家臣や兵士によくある台詞)は相手がいないので噛めないし間違えられない。緊張感が凄い。
その時はその台詞ばかりを練習していたけど、すべきことはそれじゃなかった。
役の描かれていない部分まで想像してその役に入り込むことが大切。
「阿弖流為」の公演は、毎回台詞を一旦忘れて真っ白な状態で公演に臨んだ。その時々に鮮麻呂として出てくる言葉を大切にした。
開演前に時間を作って、前の日に鮮麻呂が何を食べ、何時に寝て、どんなことを考えたのかを黙想して役に入り込んだ。
・同期からのメッセージ
かいちゃんとかちゃからのボイスメッセージ。2人ともゆるゆるで女の子な声でした
(かちゃ)
予科の時はお互い委員で大変だったよね。
またしーらんとお芝居ができて嬉しい。
(かいちゃん)
星組に組替えする前はあやちゃんが怖かったけど、今は怖くない(笑)
最後に2人で、
「89期の絆は、永遠だよね〜?」
ゆるゆるすぎるメッセージにずっこけるしーらん(笑)
2人のメッセージに対しては…
かちゃとは委員で、2人とも怖かったと思う。予科の1年はお互い支えあってた。
文化祭の時にかちゃと芝居して、それからずっと違う組だったけど、最後に2人で、それも銀橋でお芝居ができて嬉しい。
かいちゃんは組替えの連絡をLINEでしてきた。「こんな大事なことをLINEで!?」と思ったけど、後から聞いたところ委員のイメージが強くて電話やメールするのは怖かったらしい(笑)
宝塚や男役を愛する気持ちが同じなのでよく熱く語っている。
そして会場に来られなかったさゆみさんからは、しーらんをイメージした青い花束のプレゼントが
さゆみさんとのお話をしようとして泣きそうになるしーらん。
「さゆみさんのことになると泣く…話すのやめとこか」と言うも、
「いや、それはあかん。嫌や」とお話してくださいました。
お話の内容は先日のブログで書いたものも。(順番がごちゃごちゃになってます…)
しーらんから見てもさゆみさんは本当に真面目で一切手抜きしない。努力の人。少しくらい楽しても、としーらんでも言いたくなるくらい。
そんなさゆみさんだから尊敬するし支えたいと思う。
そして今回のお茶会では何度か「さゆみちゃん」呼びも。お2人の仲の良さと絆をよりいっそう強く感じました
初めてのお茶会に参加して思ったのは、壱城さんは本当に男役が好きで、宝塚が好きで、そしてやり切ったという思いがあるのだな、ということでした。
最後も一人一人の目を見て下さって、本当に暖かく優しい人だなと改めて実感しました。
そんな壱城さんと、最後のお茶会という大切な時間をご一緒させて頂けた幸せを噛み締めています。
公演も折り返しを迎え、私が観劇出来る日も本当に残り少なくなってきました。
お茶会で聞いたお話も一緒に、より深く公演を楽しみたいです。壱城さんの愛した、男役の姿を目に焼き付ける為に…
しんみりしてしまいましたが、お写真が届くまでまだまだこの幸せは続くので、毎日思い出に浸りたいと思います
ろっさでした