【第170回 芥川賞候補作】
発売即重版!!!


【Blue】⭐⭐⭐⭐⭐(5.0)

ぐっと胸が苦しくなり
ホロリと涙してしまった悲しい

学生時代のトモダチって尊い

「ただ自然に過ごしたい」ということが
こんなにも難しい社会でいいわけがない
と考えさせられる…

おすすめしたい
トランスジェンダー物語

前半は読みにくさを感じつつも
後半はスルスルと引き込まれ
イッキ読みしてしまった


【Blue】⭐⭐⭐⭐⭐(5.0) #川野芽生 #集英社

割りあてられた「男」という性別から解放され、高校の演劇部で人魚姫役を演じきった。
そんな真砂 (まさご) が「女の子として生きようとすること」をやめざるをえなかったのは──。

『人魚姫』を翻案したオリジナル脚本『姫と人魚姫』を高校の文化祭で上演することになり、人魚姫を演じることになった真砂は、個性豊かな演劇部のメンバーと議論を交わし劇をつくりあげていく。しかし数年後、大学生になった当時の部員たちに再演の話が舞い込むも、真砂は「主演は他をあたって」と固辞してしまい……。

自分で選んだはずの生き方、しかし選択肢なんてなかった生き方。
社会規範によって揺さぶられる若きたましいを痛切に映しだす、いま最も読みたいトランスジェンダーの物語。