- 第34回 柴田錬三郎賞受賞
- 第38回 織田作之助賞最終候補
- 2022年本屋大賞ノミネート
- 2023年11月 映画化
【正欲】#朝井リョウ #新潮社
⭐⭐⭐⭐⭐
衝撃がすごい
とても身近なのに、想像もつかなかった世界観がそこにはあって
読み終わったあとから事件のニュースを見てても
今までとは感じ方や感覚が変わった
「多様性」と言われてる今、読むべき一冊
■作品紹介
生き延びるために、手を組みませんか。
柴田錬三郎賞受賞の衝撃作。
自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。
息子が不登校になった検事・啓喜。
初めての恋に気づく女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。
ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。
だがその繫がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった。
読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。