11月の第3木曜日
今月18日は、年々知名度の上がっているボージョレ・ヌーボーの解禁日。
ここ数年で再びハロウィンに並んで活気づくイベントになりました。
自分も、昔はあまりよく知らずに「まわりが飲んでるから」とコンビニで買って飲んでいたし、今でもイベントとして楽しむ分には否定しません。
そのかわり、自分の中でのワインとは違うものだと思っていて、理由もあるんです。
ヌーボーというのは、「新しい」という意味のフランス語。
今年のブドウを使って今年中に消費してしまうのがボージョレ・ヌーボーなのですが、仏・ボージョレ地方にはそれ以外のものもしっかり存在しています。
「ヴィラージュ」というのは聞いたことがあるかもしれませんね。
これは法律で定められた畑や品種で作られたブランドのことで、当然、一般的な製法で作られるワインも存在しています。
※ちなみに、ここで作られたヌーボーが「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー」と名乗ることができます。
ワイン用に生産されたブドウの品質・性格を引き出していくには、それぞれ時間がかかり、仕上がり期間も異なるものです。
毎年11月の第3木曜日解禁という時間を設ける意味はもっと違うところにあるため、魚や野菜の「旬のもの」を頂くのとは主旨が違うものなのです。
自分の中でのワインとは違う、というのはそういう意味なのです。
とは言えボージョレという名前に反応し、久しぶりにワインを注文したのは事実(笑
注文したのは、贔屓(ひいき)のハスミワインが去年から扱っているドメーヌ・ラニョーの「ボージョレ・ヴィラージュ2008」。
2008年のブドウを使ったボージョレで、春くらいまでセラーで休ませて飲もうと思っています。
南フランスのワインらしい性格の明るさが春にはぴったりだと思うのです。
こういったものもあることを心のどこかで思いながら、今月の「ヌーボー」を楽しんでください。