固有受容感覚は受胎5週目〜生後6ヶ月
くらいで発達する感覚です。
この感覚を育ててくれる一番最初の感覚
は、触覚になります。
胎児期は、赤ちゃんがお母さんの腹壁に
触れたり、臍の緒で遊んだりして、固有
受容感覚を育てていきます。
出生後はお母さんに抱っこされたり、触
れられることで、触覚からの刺激を受け
て固有受容感覚を育ていきます。
首が座り、ある程度動けるよになると、
自分の身体に触ることができるように
なり、赤ちゃん自身のボディイメージ
を作れるようになります。
ボディイメージとは、簡単に言うと
『どこまでが自分の身体か?』
ということです。
自分の指先、足先がどこまでかを脳が
認識できることで、ボディイメージが
できるようになります。
ボディイメージができるよになること
で、身体の協調運動を可能にしてくれ
ますし、ボディイメージが育つことで
視覚機能を確立してくれます。
固有受容感覚と関わる原始反射は、
恐怖麻痺反射とモロー反射が関わって
きます。
触れること。
それは身体と心に触れる関わりです。