何故、石原結實博士の小食療法が信用できるか?
石原結實博士は、長崎大学医学部卒し、同大学で博士号を取得されました。
レッキとした西洋医学を勉強したスペシャリストです。
先祖は代々、種子島藩の藩医でありました。
その影響もあり、現在は漢方薬と食餌気療法を取り入れ、独自の治療法をおこなう開業医です。
わたしは博士の著書は大概読みました。
有名な本は「体を温めると病気は治る」「医者いらずの食べ物辞典」です。
何よりも尊敬できるのは、名だけの博士ではなく、自分でその健康法を長年実践していることです。
西洋医学の医師の中には、患者にはいろいろ指導するが、
自分は健康でない方が多いように見受けられます。
いわば「医者の不養生」ですね。
こんなことを言うと批判の声が出てきそうですが、あくまでも私の独断です。
そうでないお医者さんも多いと思いますが。
そこで、石原先生の生活スタイルを紹介しますと。
現在66歳(1948年生)、学生時代はパワーリフティングの選手で、九州大会で優勝されています。
パワーリフティングはウエィトリフティングに似たバーベルを挙げる競技です。
先生は、今でも100キロもあるベンチプレスを挙げるそうです。
トレーニングは週2~3回もやるそうです。
そこで博士の食生活をお話ししたいと思います。
こんなに激しいトレーニングをしているから、相当のエネルギーを消耗するので、
たくさん食べられると思いきや、そうではありません。
驚きの食生活です。紹介します。
朝は人参ジュース2杯と生姜紅茶1杯のみ。
昼は生姜紅茶1杯、だけ。
夜はタコの刺身を食べながらビールを飲んで、
ごはん、味噌汁、納豆、明太子、イカの炒めものだそうです。
面白いことに夜は結構自由に食べておられます。
しかし、肉や魚や卵、牛乳などは避けているそうです。
これではカロリーが足りないのではと素人の私でも心配するほどです。
しかし、体重は学生時代とほとんど変わらず約64キロ程です。
全身筋肉質でゼイ肉はゼロだそうです。
博士は90歳までは、この生活を続けると公言されています。
人に指導することを自ら実践していることは、なにより尊敬でき信用されることです。
先生に罹る患者さんが難病を完治できるのも納得できます。