ちょっと聞いてくれないか?おれの名前はモレスキン。
イタリアもどきの男
2010年の9月に俺のことが書籍化されたらしい。
ああ結構なことだ。これでおれの名声も高まるさ。
どんどん使いたまえ!俺の仲間も各地に散らばっていった。
そしてやってきたのは大阪のド田舎。ちょっと待ってくれ!
聞いてないぜ!こんなド田舎でどう使われるのさ?
しかもこいつにはどうやら本命の男がいるらしいじゃないか?
それも聞いていない!まったく き い て な い !
その本命男は『ほぼ日手帳』
ちょっと俺とキャラクターかぶっているから使えると思うだと?
俺は一番になりたいだけさ。
それなのにあの女・・・。なんていいあがった!
「私、そのモレスキン本だけで良かったのに!」だぜ。
しかし俺を全国におくったIはこう言い切ったぞ。
「ほぼ日使いの睦さんだからこそ違いがわかるはず」
いいさ。そこまで言うなら一度この片田舎で使われてやろうじゃないか。
はじめあいつは悩んでいるようだった。何悩んでいるのだ?
俺とキャラかぶっているのなら俺も一緒に使ったらいいじゃないか?
一体なんなんだよ!この女俺を使いあがれ!いつまで封をきらない?
ようやく封を切ったと思ったら一体今度なんなんだ?えっ!方眼じゃない?
そこまで言うな!そこまで本命とくらべるな!俺のハートが泣いているぜ。
じゃあ自分に合うサイズを見つけあがれ!この女!
ってことは俺はいつまでも使われないのか?どういうことだい。
会いつの本命は方眼。俺は横罫。どうして調べてから送らない?
こうして使われないまま仲間だけが増えていく。
俺は黒で横罫であいつの好みと正反対。レッドカバーに最近言われた。
「私は表紙が赤いし真っ白だから睦さんに選ばれたのよ♪」
まだレッドカバーなら許せる。赤だから選ばれたのだ。
しかし許せないのは俺のサイズ違いの黒がどんどん増えることだ。
おい、お前は黒が嫌いじゃないのか?えっ?サイズが大きいから好み?
一体俺の立場はなんなんだ?道化?
いいさ、俺はお前にとって一番になれないのはよくわかった。
いいさ、俺はお前にとって2番目のおとこでかまわない。
2番目で永遠の男。そのポジションを狙う。
俺の名はモレスキン・ポケット・横罫。


