1人で頑張っているあなたを支援する相談家、中小企業の人事の悩みをアクションプランで解決するコンサルの 伊藤史子です

 

 

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

皆さんは、「止めたくても止められない」習慣はありますか?

 

 

 

私は、夜スマホでネットニュースやSMSを見始めると止められず、

夜ふかしに突入してしまい、寝るのが遅くなる・・・のです。

 

 

 

コーチングの練習でも、何度もこれをネタに(テーマに)して、

そこで得たアドバイスで改善しようとするのですが、

上手く行ったり行かなかったり・・・と繰り返す

 

 

 

この、SNSに費やしている時間を、

 

もっと有意義な時間の使い方をしたい!

 

(好きなことをする でも良い!)

 

と、思い続けてきました。

 

 

 

すると、こんな本を見つけました

 

 

 

『依存症ビジネス』のつくられかた

  僕らはそれに抵抗できない

  (著:アダム・オルター(訳:上原裕美子))

 

 

 

依存症もビジネスだったとは!?

かなりのインパクトを受けました

 

 


 

この本の概要についてですが、

 

 

 

これまでの依存は、タバコ、アルコール、コカイン、ギャンブル といった

「物質依存」であったが、

 

現在は「行動嗜癖」という行動に対する依存で、

「新しい依存症」がある。

 

 

 

この「行動嗜癖」は、

・インスタグラム、Facebook、X といったSNS

・ネットゲーム、スマホゲーム

・ネットフリックスなどの動画配信

・目標

・仕事

といったもの

 

 

 

まさか、目標や仕事まで依存症とは!?かなりビックリです。

 

 

 

本書では、これらの行動嗜癖には依存させるような仕組みが仕掛けてあり

決して本人の意志が弱いのではなく、

一旦始めたらのめり込むようになっている とのこと

 

 

 

SNSには「いいね」というフィードバックのスロットマシンがあり、

他者と比較させようとする

 

 

 

ネットフリックスはすぐ次の回の案内が現れ、

続けて観るように仕向けられている。

そのため現代は「観ない判断」をする必要がある

(始めるのはたやすいが止めるのは難しい!)

 

 

 

そして、目標や仕事が何で依存症なのか?

 

運動は、ウェアラブ端末が新しいコカインになっていて、

目標達成しないと不安になる

 

本来は「健康の為に、1万歩歩こう」と、歩くのは手段で1万歩は目標、

しかし体調不良でも「あと1万歩まで残り千歩歩かないと!」と

目標に責め立てられ、手段が目的になってしまっている

 

本来健康の為なら休むのが最優先!

健康が目的であったのに、目標が目的にすり替わっている

 

 

 

また、人は「仕事」になると「停止規則」が弱くなり、

もう十分に稼いだという停止規則を無視して、

労働に過剰な時間を注ぎ、余暇を犠牲にする。

 

 

 

人間は行動に対して喜びを感じなくなっても、

同じ行動を続ける場合がある。

 

 

 

このように、一見依存とは無縁に思えるものも、

新しい依存症となっているとの指摘は、衝撃的でした。

 

 

 

これらの「新しい依存症」は、

そのサービス提供側が人間心理を利用した巧妙な仕組みで、

のめり込ませようとしていることを、

この本では、様々なデータや脳、心理学の見地から解説しています


 

 

 

 

この時期、イルミネーションが綺麗です

(大阪市北浜の「五感」)

 

 


 

依存症を止めるため、

新しい依存症に立ち向かうための3つの解決策として、

 

1 予防はできるだけ早期に

 ~1歳から操作できるデバイスから子どもを守る~

 

・ある行動を続けさせたい場合でもやめさせたい場合でも、

 それにふさわしい環境をデザインすることが重要
 

・巧みにデザインされた環境は、良い習慣と健全な行動を促す。

 不適切な環境は人を過剰な行動に走らせ、それが極端になると、

 行動嗜癖を発症させる

 

 

 

2 行動アーキテクチャで立ち直る

 ~「依存症を克服できないのは意志が弱いから」は間違い~

 

・そもそも誘惑の対象と向き合わないでいる方が、依存症には陥りにくい

 

・抑圧は短期的に失敗するだけではなく、あとから反動を招く

 

・依存症的な行動を克服するために必要なのは、

 何か別なものと入れ替えること、「まぎらわせる」という手段が効果的

 

・まずは依存症が与えてしまっている報酬を理解し、

 そこにどんな心理的ニーズがあるのか見極めていくことが第一歩

 

・習慣作りを阻む大きな壁の一つは、ルーティンとして定着するまで

 数週間、もしくは数か月かかること

 

「私は〇〇しない!」と言うようにする

 「私はしない」=自分自身がそれをしないのだと力強く宣言している。

  主導権は自分にあり、

 「私は主義として○○を使わない人間である」と表明する意味になる。

 

・「私は~できない」は、自分に主導権が無い、

 外的な力に締め付けられている、と暗示をかけていたのに対し、

 「私は~しない」は、言葉で自分に力を与えていた。

 

・最優先ですべきは、物理的に遠ざけること。

 誘惑に囲まれていれば誘惑され、取り除いて初めて

 隠れていた意志力も探り出せるようになる。

 

「近くにある」というその事実が猛威を振るう。

 

・依存症になって膨大な時間を失う可能性の高い経験には

 先を見越してNOということが賢明

 

 

 

3 ゲーミフィケーション

 ~依存症ビジネスの仕掛けを逆手にとって悪い習慣を捨てる~

 

研修をゲーム化すると、仕事のパフォーマンスも人の定着率も向上する

 

・ゲーミフィケーションは、体験がもともとは退屈だった場合が一番効果が高い

 

・仕事では、ただ受け身で指導されるのではなく、

 自分で能動的に、しかも実践的な体験を通して学んでいたことで、

 働く内発的動機に大きな差が出ていた

 

・ゲーミフィケーションの3条件:「ポイント」「バッジ」「リーダーボード」

 

 例)企業もゲームのような形態をとる。

 仕事をして給料を獲得(ポイント)、

 年功序列で昇進(バッジ)、

 新しい肩書がつく(リーダーボード)。

 

 多くの職場が真のゲームと異なっているのは、内発的動機を重視していない点だ。

 お金や特典や褒賞といった外発的報酬で働くものをつなぎとめている。

 

 

 

まとめると、

 

・依存症に関わらず、始めるのはたやすいが、止めるのは難しい。

 だから、依存症になるものには近づかない、近くに置かない

 

・依存症になってしまった場合は、単に我慢する(=抑圧)のではなく

 その依存しているものを他の何かと入れ替えたり、

 別の事をして気を紛らわせる

 

・「私は○○をしない人間である」と宣言 (自分が主体的で)

 

・逆手にとって、研修や勉強・仕事に依存の仕組みを活かしてみる

 

 

 

 

 


 

どうでしたか?

 

 

 

これまで「止めたくても止められない」と思っていたものは、

 

裏で自分よりも大きな存在である企業が、

 

ユーザーを依存させようとあらゆる仕組みを仕掛けていたと分かれば

簡単に止められるわけがない!

 

と理解できますね。

 

 

 

子どもや若い人がスマホやネットサービスにハマるのも、

大人でもなかなか止められないんだから、大変なことだと思います

 

 

 

研修については、

海外のホテルの研修では実際にバーチャル内で

時間内に接客する研修をしたところ

新入社員が没入して意欲的になり、研修効果も上がったそうです。

 

 

 

学校の勉強も、100年前のやり方

(前に黒板、先生が説明して生徒が聞いている)

ではなく、

 

これだけテクノロジーが発達して来たなら、

ゲーム的な勉強の仕方があっても良いのに!と思います。

 

クリアしたらレベルアップするとか、

歴史や地理とかはバーチャルでその世界が体験できるとか

 

 

 

また、以前は「テレビを見ることを決める」ことをしていたのが、

現在は「次は観ない事を決める必要がある」

 

 

この変化も恐ろしいですね。

 

 

「始めるのはたやすいが、止めるのは難しい」

本当に実感します。

 

例えば、継続するものも

 (○○協会の会費、ファンクラブ、オンラインの勉強、ジムの会費など)

始めるとき・加入するときは、クリック1回で気軽に参加。

 

でも止めるとき・脱退するときは、本当にうんうんと悩みます

(止めてしまって大丈夫だろうか、来月はできるんじゃないか・・・)

 

この「止めさせないで続けさせる」というのが、現在の課金制度なんでしょうね。

 

 

 

これからは意識して、何を取り入れるか、何に参加するか を

考えていかなければと思ったところです。

断捨離と一緒ですね!

 

 


 

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