高い成果を求められて一人頑張っている女性リーダーのための相談家 伊藤史子です
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
働く女性に、この本はとても役立つ!と実感し、ブログで
概要と私の体験・気づき・感想をシェアしています。
よろしくお願いします。
第9章 悪癖その5「初日から協力者を得ようとしない」
(本の概要をまとめて掲載しています)
(「コーチングの神様が教える『できる女』の法則
〜女性特有のキャリアアップを邪魔する12の悪癖〜」)
サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス
日本経済新聞出版社
「会社の大使になる」
本の概要です
「優秀な弁護士であるダイアナは、つねに真剣に人脈構築に取り組んで来た。
その結果、素晴らしいスポンサーに出会い、チャレンジングな任務を
シンガポールで与えてもらった。
海運事業本部の法務部長に就任したのだ。
ダイアナは、海事法について知らず、
上司に「寝食を忘れて勉強し、できる限り早く追いつく」と話したところ、
上司は「そんなことは聞きたくない。優秀な海事弁護士が
もう1人必要だった訳ではない。
優秀な弁護士としてここにいるのではなく、
君はリーダーとしてここにいるのだ」と言った。
ダイアナは、自分のチームで関係構築を始めるのは最悪だと見て取った。
最初の会議から、ダイアナは本社からの落下傘部隊で、
誰かが手にする筈だったポジションを手に入れた奴だと見られていることがはっきりし、
女性であることはプラスにならず、
信じがたいほど男性中心カルチャーが蔓延していた。
そこでダイアナは、業務部の人に働きかけ情報を得、
チームが長く無視してきた顧客やサプライヤーに働きかけた。
そして、人に会う時は、いつも準備して質問のリストをつくり、
もっと心を開くことを学んだという。
状況を理解すると、地域の業界のグループに参加しているうちに、
ダイアナは以前の仕事で培った人脈が、出会う人々、
特に貿易を拡大しようとしている顧客に役立つことに気づいた。
内部の人も本社の人脈を築くために私に会いに来るようになり、
意図したわけではないが、私はシンガポールでうちの会社の大使のようになった。
そのおかげで、とても注目を集め、強い立場に立つことができた。
ダイアナの人脈が広がるにつれ、彼女は得たリソースや
人脈を彼女のチームと共有するようにした。
チームの人も、ダイアナが役に立つと分かると、
彼らも気を許すようになってきた。
今や本社の役員となったダイアナは、
法律知識でポイントを稼ぐ賢い弁護として自分を見るのではなく、
人々の持つ能力を最大限引き出すリーダーで、
大陸を超えて人がつながるようにしてあげる人とみるようになった。
協力者を持つことは、自分が何を知っているかよりも
はるかに重要だと認識せざるを得なかった。
そのおかげで今の自分があります。
ダイアナの事例のように、転職なり、ポジションが変わると
女性は「専門性を過大評価する」に従って、
ダイアナもまずは仕事を詳しく理解する方向に向かいかけたところ、
上司の一言で、自分のチームが難しければ、
他の部署や顧客との人間関係の構築にはげみ、
自分の人脈が相手に役立つのであればシェアして、
そこから信頼を勝ち得てどんどん協力者を増やしていった姿が見て取れます。
自分はここでどんな役割を求められているか?を理解して、
その役割を果たすには、どうすればよいか?を考える。
協力者を得るためには、
自分がまず相手の協力者になればよい!
ということもうかがえます。
不安になって、専門性に逃げ込もうとしたくなる時には、
このことを思い出してちょっと勇気を出して
他の人々とWin-Winの協力関係を作ること!
を意識してみたいと思います。
「協力者はあなたのブランドだ」
(本の概要)
「自分自身のブランドを考えるとき、自分の持つスキルや評判を考え、
自分をどう見せるのかと考えるのではないか。
これらの要素はすべてあなたのブランドだ。
そして、あなたの協力者もあなたのブランドの一部だ。
自分をマーケティングする優秀な人なら、これを理解するだろう。
彼らは、協力関係や人脈が彼らを将来のリーダーに育ててくれると知っている。
有名人が、自分の仲間の1人なら、
そのことを他人に話せばあなたのブランド価値があがる。
そして、信頼性を築くパワフルな方法になる。
あなたの仲間がどういう人かであなたの人となりが知られる。
あなたも彼らのことを彼らの役に立つ形で話すこと!
協力・提携は、エグゼクティブ・コーチ、著者、思想的指導者としての
マーシャル(この本の著者)のブランドに大きな役割を占めてきた。
権威のある人にお墨付きをもらうのは、
競争社会において自分の地位を確立する最高の方法だ。
コーチとして、マーシャルは彼のテクニックは単純なものだとためらわずに言う。
フィードバックを依頼する
↓
お礼を言う
↓
フォローアップする
↓
広く宣伝する
↓
フィードフォワードする(第19章参照)
こんな単純なことで、彼はどのように世界に名だたるCEOたちの
クライアント・ベースを築いていったのか?
⇓
積極的に人のつながりを活用してコーチとしての信頼性を打ち立て、
クライアントが互いに助け合うようにしたのだ。
人とのつながりには、クライアントが含まれる。
マーシャルは、コーチについていることを厭わない人だけをクライアントとしてきた。
マーシャルは、定期的にクライアントたちをディナーに招き、
お互いにどうすれば役に立つか話してもらう。
このようなWin-Winの協力は参加者全員のためになる。
今いるところ、今いる人、今知っている人を活用して、
このアプローチを応用することができる。
プロジェクトに人の協力を求めるとき、
彼らについて肯定的な言い方をするように。
彼らがしていることを褒め、ほかの人とのつながりを持たせる。
けた外れの外向的も、友達になろうとか
親しい関係を持とうとする必要はない。
インパクトを持たせるために努力して、
なるべく多くの人と接するようにするだけだ。
そして、これを公にすること、そうすればあなたも
彼らも知り合いになることでメリットを得る。
これをする理想的なタイミングは新しい仕事を始める時だ。
こう自問してみよう。
「次のステップはどうしたいのだろう?」
「どのプロジェクトに参画したいか?」
その後、役に立ちそうな5人の名前を挙げ、
彼らにやりたいと思っていることを話す。
「私の顧客ベースを西部の郊外に広げたいと思っているんだけど、
誰か私がコンタクトできそうな人ご存じない?
あなたのチームがいかによくやっているかをその人たちに話すわ」
こういったことはささやかなお願いやお誘いだ。
だがそれはポイントではない。
お願いをして、そのお返しにささやかなことをする
それで、あなたのネットワークに人を呼び込むことがポイントなのだ。
ちょっとしたことを頼みあい、同盟関係を結ぶことは、
キャリアで成功するための生命線だ。
だから最初に機会が出てきたら、それをつかむのをためらわないように。
この部分の、「有名人が仲間にいれば、そのことを知らせる」のは、
なんだかその人のことを利用しているなぁ、と感じて抵抗感がありますが
利用ではなく、その人のことも貢献できるように紹介する!
それがポイントだと言っていますね。
そうなると、良い意味での「お互い様」になるような感じがします。
そしてマーシャルの具合的な方法も参考になりますね。
自分のしていることにフィードバックをもらい、
お礼を言い、相手もフォローする。
そして、クライアントを集めて、
彼ら同士がつながれるようにし、
彼ら同士がお互いにとってメリットとなるような
話し合いをする。
そこにはWin-Winがあるのが、
決して「自分のためだけ」ではないのが分かりますし、
皆のためになるなら、抵抗感も薄れそうです。
一方的に主催者のための会ではなく、
参加者にも役立つようにしれもらえる
「こんな場があれば参加したい」と思いますよね。
こういう在り方が重要なのだとも感じました。
相手を自分のために利用するだけでは決してなく、
相手にとっても役立ち、自分のお願いも聞いてもらえる・助けてもらえる
そんな関係性を築くことが、マーシャルの言う同盟関係なんだと思います。
真面目で誠実な女性は、きっと自分のために人の力を借りること、
自分ごとをお願いすることに抵抗が強いのだと思います。
(私もかなり苦手です)
でも「そうじゃない」ことを、この章では
著者のマーシャル自身の体験も踏まえて伝えてくれています。
小さなお願いことでも試してみてはどうでしょう?
上手くいけば、「こういうやり方があるのか!?」とそのままやって行けばいいし、
断られても別の人に訊いてみれば良いだけですもんね。
深刻に考えすぎず、トライしてみましょう!!
次回は、第10章 悪壁その6「キャリアより仕事を優先する」です。
※写真は先日出かけた美術展「フランス絵画の精華」での写真です
こちらは美術館内部。築50年以上のレトロ建築です。
私がブログを書いているのは、ある意味「遺言」だと思って書いています。
ずっと以前に書いたものは、
自分が「仕事で相手のすることや態度が許せない!」と考えていたのは、
その「きちんと仕事をする」という価値観が、
他の価値観よりもものすごく上位に来ていたことに気づいたり、
一番強烈に気づいたのは
「頑張っている自分を自分がまだまだだ!と認めていないから、
余計頑張っていない他人なんか許してたまるか!」
ということだったんだ!
という気づきなど、
私自身の痛い気づきや体験を、読んでくださる方の参考や、もしかすると助けになるのでは?
と思って書いているからです。
この本について書いているのも、
組織で働いている間に、
「この本で書かれていることを知っていたならば、
しなくてもよい努力や間違ったやり方をしなくて済んだのに!」
と何度も思ったから。
私と同じような、しなくてもよい努力をしている女性たちに、
このことを知ってもらい、もっと楽に、もっと効果のでるやり方で、
ご自分の力を発揮してもらいたいと思うのです。
だからこのブログを書いています。
大阪市立美術館です
※かつて、私が痛い痛い経験から得た気づきを書いたところ
引用元の表示もなく、リブログもされず、
ご自身のブログに取り入れて書かれていたことがございました。
引用・活用されたい場合は、リブログが、私のブログから得た内容である旨
表示ください。(これは喜びます!)
ブログで取り上げているこの本の読書会、今月も開催します。
(写真は先月のリアル開催です)
第12回「男性社会で頑張っている貴女の為の読書会」
〜日本一ゆる〜い読書会〜
(通称:アマゾネス読書会)
日時:7月21日 19:00〜21:00
場所:大阪市内(梅田近郊を予定しています)
参加費:無料(会場費がかかる場合、会場費を人数割り)
定員:6人(定員に達し次第締め切ります)
お申し込み、お問い合わせは下の「お問い合わせはこちらから」か、
Facebookのコメント、メッセンジャーからお願いします。
本を読んで(予習不要)、その感想を語って体験や気づきをシェアするだけ!
そんなゆる〜い時間です。
仕事帰りに、ホッと一息つける場を提供しています。
このブログが、何かの役に立てれば幸いです。
長文ご覧いただきありがとうございます。
コーチングや、働く上での悩み・困り事のご相談もお問い合わせください。
(前職では労働行政で、ダイバーシティや女性活躍推進、仕事と家庭の両立、
働き方改革、ハラスメント対策の推進を担当し、
企業や労働者の方からのご相談にも応じていました)





