高い成果を求められて一人頑張っている女性リーダーのためのコーチ 伊藤史子です
第8回目の読書会を開催しました。
今回はコロナで何かとおちつかない中でも3名ご参加いただき、
楽しい賑やかな読書会となりました。
1名初参加予定だった方が体調不良でご欠席。
次回お会いできるのを楽しみにしています。
読書会のご参加者さんは、
会社員、アンガーマネジメントの先生、
「何かしたい」という女性に場を提供して応援している方など
様々なキャリアの方が集われています。
読書会の本は、いつもブログで取り上げているこの本
「コーチングの神様が教える『できる女』の法則
〜女性特有の「キャリアアップを邪魔する12の悪癖〜」
(サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス著 日本経済新聞出版社)
前回から、悪癖の具体的な内容に入りました。
今回は具体的な悪癖の2つ目です
(悪癖は12個紹介されています)
今回も本の内容からの気づきだったり、
皆さんの経験や皆さんの組織での状況など
たくさんシェアしてくださいました。
今回は第6章「悪癖その2 あなたの仕事ぶりをほかの人が自然に気づいて報いてくれると期待する」
を読みました。
最初の項目では、
(概略です)
悪癖2つ目の、「優れた仕事は自然と目立つものだ」
「いい仕事をすれば、人は気づくはずだ」
という思い込み。
しかしその思い込みのままだと、評価されず、認められていないと感じ、
自分の仕事が適職か疑問に思い始め、
他で働いた方が良いのではと考えてしまう。
このような場合、気づいてもらう事を期待するのではなく、
もっと積極的なアプローチが必要である。
この内容から、
・思い込みについて
いつも子どもの面倒を見るお母さんが1日出かけ、
お父さんが自宅で子どもと一緒に過ごした。
お母さんが帰宅して子どもの口元にチョコレートが付いているのを見た時、
お母さんは「あ〜チョコレート食べさせた〜!」と大騒ぎ。
お父さんは子どもが言うことを聞かず、静かにしてくれるのなら
チョコレートを食べさせても良いと考えた。
お母さんは日頃から子どもに甘いものを食べさせないようにと考えていた。
こんな場合でも、お母さんは「甘いものはダメ」という思い込みがあり、
お父さんは「静かになるなら良いのでは?」という考えがある。
・起業女子も、自分のことはアピールしないのに、
他人のことは積極的にアピールしてあげる人が多い。
自分のことをアピールするのは苦手なのか。
「品のない 」になりたくないという思いがあるのでは?
・理系の人は、何か起きても大騒ぎしたり感情的に
反応することが少ないように感じる。
(仮説を立てて、どうなるのか?やってみて、その結果を検証する
という思考回路だからか?)
理系の息子が車をぶつけても、「ぎゃ〜」と騒がず、
「ぶつかったんだ…」と冷静。
トラブルが起きても「どうしよう…」と感情的になるのではなく、
「どうすれば良いか」冷静に考えている感じがする。
・女性が職場の雑用(早く出勤して全員のお茶出し。
しかもコーヒーの濃さやら砂糖の有無まで細かく!
、お菓子配り、その他もろもろ)をさせられる。
入社時には先輩女性から全員のカップを覚えさせられた。
上司が徐々にそのような雑用を減らしていってくれ、
今ではお茶汲みはなくなった。
そのことについて、女性も不満を言っているだけでなく、
その雑用がどのくらい時間がかかるのかを計って、
1日の中でどのくらい手を取られているか?
(察する機能のない)男性に分かるように伝える必要もあるのでは?
(それは家事をしない夫についても、家事を一旦見える化して示すとか)
・女性は仕事のアピールをしないが、しかし職場でできる男性上司は、
部下の成果や日々どんな事をしているか?について目配り、観察力が高い人が多いと感じる。
という感想がありました。
「モーリーンの大きな教訓」では、
(概略)
モーリーンは、
職場で男性よりも女性の昇進が遅いのは、
実績ではなく、「男性が早くから昇進したい」と常々話しており、
それを聞いている上司は、役職に適任だと感じてしまうと気づいた。
また、女性は出産適齢期だから、と勝手に判断されてしまう。
モーリーンもそのことに異議を唱え続け、
「女性に会社での将来のキャリアをどう考えているか尋ねること」という
シンプルな解決法にたどり着いた。
そうして、会社も「役職の資質がある人」と「ただそう言う人」には
相関関係がないと分かってきた。
これについては、
・見ていると、男性は入社時から他の部署に自己アピールをしている。
男性も自分を知ってもらえるように努力をしている。
・男性は「家族を養う必要がある、大黒柱」という理由で、昇進したり昇給することが多かった。
・会社の査定も、男性は昇給、女性はボーナスでの査定で評価をしている。
ボーナスは一時的、昇給の方が基本給がアップするため、給与も男女差がついていく。
・人権研修で、子どもが産まれた女性の例を紹介していた。
その女性は出産前からプロジェクトに関わっていたのに、
出産したらプロジェクトを外されそうになった。
そこで女性は自分はこの仕事にずっと関わってきて今後もやりたいことが
理解されなかったが、最後に理解して貰えたという内容だった。
本の内容にあるよう、勝手にこうだろうと判断されることがある。
きちんと本人に「どうしたいのか?」を確認すれば良いのに!変な忖度をしないでもらいたい。
・上司や先輩には、自分が苦労したから後輩や部下が楽をさせず、
同じ思いをさせたい人もいる。まるで、嫁姑の関係もそうでは?
というシェアもあり、日本でも実績や能力ではない理由で評価や昇進が
なされているのだなぁと感じました。
しかし、人権研修で妊娠や育児中の女性に対する仕事の与え方を取り上げるとは!?
「女は寿退職が当たり前」の時代から女性活躍推進を進めてきた身としては
世の中進んできたなぁとも思います。
「エレベーターで売り込む」
(概略)
それではどのようにして売り込むのか?
「将来を通じて、どこに行きたいと思っているのかを明確にする」
ある男性が本社の幹部と同じエレベーターに乗り合わせた際、
男性は幹部に「現在の仕事、目標、なぜ自分はそうするのに適しているのか」
を話し、話し終えると黙って、幹部が降りる際に自分の名刺を渡した。
男性は、一言一言考えて、頭の中でしっかり繰り返していただろう。
また、その内容は時とともに変わっても心配することはない。
新しいエレベーター・スピーチを作れば良い。
目的は、チャンスが巡ってきた時、それをつかみ取り、自分自身、
自分の将来について語る準備ができていること。
気づいてもらうこと、チャンスを作ること。それが重要。
これについても、
・交流会でも自己紹介はとりとめもない話をする人もいる。
自己紹介は自分のことを聞いてもらえる唯一のチャンス。
やはりその場で何を話すかを決めておかないと言えないもの。
・男性向けには数字を入れる、女性向けには感情で。
相手によって伝え方を変えないと伝わらない
・本の中で「エレベーター・スピーチは変わっても良い」
が良い
・アンガーマネジメントの講師の方は、セミナーでは
ーアンガーに興味を持った理由
ーアンガーを知らなかった時の自分、知った後の自分の変化
を話している。
ー最初に目的・目標を言っておくと、参加者はそれに行こうと意識が向く
との、参考になるお話も!
・異業種交流会でも、男性は目的(客を得たいなど)だけで、それ以上交流しない。
女性は交流が弾む、お互いの共通点を引き出して共感している。
趣味(城好きで盛り上がるとか)でつながりそこから発展する。
・交流会での工夫は、名前、ニックネーム、仕事、趣味、どんな人と付き合いたいか?を
自己紹介で話してもらうようにしていること
・男性は交流会に場慣れの為に参加していることもある
(営業トークを磨く、話してブラッシュアップなど。
本命の営業に向けて、事前準備として交流会に参加していることもある)
男女で参加目的が違う、女性は趣味が同じでも盛り上がれる
と、それぞれのご活動からの貴重なご意見も伺えました!
ご参加いただいた方からは
・このような勉強の仕方があるのか?と目から鱗です
・本もとっても良くて、身近で話しやすい内容です
・皆さんの職場ってどんな感じなのかなあという興味があります
・集られた方が皆さんステキで、とても心地良い空間でした
・読書会、あのまったり感が良かったです
とのご感想もいただいております。
ホッと一息つける時間を提供しています!
(読書会で大切にしているものです)
このコロナ騒動で、日本全体が大変な状況になっています。
でも、これを機に、働き方や学び方が従来とは大きく異なる転機になるのでは?と感じています。
これまで職場や学校に行くことが前提であったものが、
働き方改革でも提案されていた、テレワークが普及したり(もちろん注意点や工夫も必要)
学び方もWEBコンテンツが充実すれば、いじめや不登校、病気や障がいがあって
登校できなくても学ぶことができる
社会人も、セミナーや講座など、東京や大阪に行かないと受講できないものが、
自宅で受講可能となると、地方の方は金銭的・時間的負担が軽減され受講機会が増える、
自宅を長時間開けられないお母さんも受講できる
という、機会格差が無くなってくる
夫婦共働きだと、お母さんだけ1ヶ月も休めるはずもないため、
お父さんも自宅にいることになると、
普段お母さんがメインで関わっていた家事・育児にもお父さんも
関わることになり、家事育児の大変さが理解できる、分担が促進される
後で振り返って、大きな転換点だった!という可能性があると思います。
また、過度に不安に意識を向けないで(TVのワイドショーもほどほどに、
不安を煽るので、余計不安感が募ります)、
現状を冷静に見て、「今だからこそできることはなんだろう?」に意識を向けて
見てくださいね。
次回読書会は
「12の悪癖」の2つ目 第8章 悪癖その3
「専門性を過大評価する」です。
4月中旬の予定です。決定次第ご案内します。
(場所は、大阪市内 西梅田駅付近。会費は無料、ご自身の飲食代はご負担ください)
定員6名は、参加された方皆さんが話すことができる、
最大数限度人数だと感じているので、定員で締め切っております。
コーチングや、働く上での悩み・困り事のご相談もお問い合わせください
(前職は労働行政で、ダイバーシティや女性活躍推進、仕事と家庭の両立、働き方改革、ハラスメント対策の推進や、
企業や労働者の方からのご相談にも対応していました)


