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先日お亡くなりになられた小林麻央さん。

 

小林麻央さんは、がんの闘病生活などをつづったブログ

 

「KOKORO.」で多くの人を勇気づけたとして、

 

英国公共放送BBCが毎年、世界中から影響力を持ち人の心を動かす女性100人を

 

「100 Women(女性100人)」として選出した一人に、日本人初として選ばれていました。

 

 

 

その選出に対し、BBCに寄せられたコメントの中でとても気づきをいただいた内容がありました。

 

 

 

http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-38073955

 


 

以下、小林麻央さんのコメントの一部引用です。

(着色は、私の意向です)

 

「それまで私は、全て自分が手をかけないと

 

気が済まなくて、全て全てやるのが母親だと

 

強くこだわっていました。

 

それが私の理想の母親像でした。

 

 

 

けれど、病気になって、全て全てどころか、全くできなくなり、終いには、入院生活で子供たちと完全に離れてしまいました。

 

自分の心身を苦しめたまでのこだわりは、

 

失ってみると、それほどの犠牲をはたく意味のあるこだわり(理想)ではなかったことに気づきました。

 

そして家族は、私が彼らのために料理を作れなくても、

 

幼稚園の送り迎えができなくても、

 

私を妻として、母として、以前と同じく、認め、信じ、愛してくれていました。

 


 

つい、

 

「何かをしないと」

 

「何かの役割を果たさないと」

 

「役に立たないと」

 

 

 

人から存在を認めてもらえない

 

自分ですら自分の存在が認められない

 

 

そんな気になってしまい、そんな風に信じ込んでいます。

 

私もそうでした。

 

 

 

小林麻央さんのコメントから、

 

本来は、家族の役に立ちたい という純粋な欲求が、

 

いつの間にか、理想の母親像にならねば という強迫観念にも近い、自分を縛るものになってしまっていたこと。

 

そして、理想の母親になれなくても、家族は変わらず認めてくれていたこと。

 

 

 

役割を果たす・果たさないに関わらず、

 

「自分」という存在は認められるんだ!!

 

 

 

そんな大事なことを、小林麻央さんが身を持って教えてくれた、そんな気がしています。

 

 

 

条件付きの承認ではなく、

 

ありのまま、そのままの存在が

 

自他共認められる

 

 

 

それができるようになったら、

 

もっと自分が赦せ、他人も赦せるようになっていくんでしょう。

 


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