夢インタビュアーのファニーです。
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私事ですが、週末はまた葬儀でした。87歳の叔父(父親の従兄弟ですが)が亡くなりました。
叔父は子ども時代、不遇な境遇に育ち、大変苦労したと聞いていましたが、
そんなことを微塵も感じさせない、大らかで朗らかな人でした。
葬儀の時の参列者の方々の言葉から思った事です。
葬儀も終わり、出棺前に参列者がお棺に花を入れて行く際、
参列者が口々に、「有難う」「有難う」と言いながら、
お花をお棺に入れていったんです。
こんなに参列者から感謝の言葉が溢れる葬儀は、そんなに記憶に無い。
そして、参列できなかった別の叔父も、
「如何に実家が助けていただいたかを思い起こす。ただただ感謝の念です」と言っていた。
亡くなった叔父は、世の中で目立つ仕事や立場に就いた訳でも、目立つ事をした訳でもなく、普通の人でした。
それでも、生きている間にして来たことに対して、
沢山の人々から感謝の念を持たれる人だったんだ!
それが、葬儀の参列者の言葉から感じ取れました。
「平凡だけど、凄い人」だったんですね。
「死ぬ時に、何を言われるか?」
それは、
その人がどう生きて来たのかが分かる場
なのだ とも感じました。
偉い人にならなくても、何か目立つ事をしなくても
人に感謝され、役立つ生き方ができる
そして後に残った人に良い影響を与える事ができる
ささやかな日々の生活、行動が、
「あなたはどういう人か」を印象づけている
ということですね。
生前全く偉ぶらず、苦労話をする事も無く、
人の事を気に掛け、頼まれ事は率先してやっていた
叔父から、最期に気づきをいただきました。
ご冥福をお祈りします。
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