歌手 水原ゆきさんご来社です。

浪江町出身の歌手　水原ゆきさん、
「街角ターミナル水曜版」にゲスト出演です。

生出演前には「ふくしま絆づくりＦＭ放送」の収録も。
時間がない中ふたつの番組にご協力いただきました。






東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後に休止していた活動を再開、
シングルＣＤを発売しました。
震災のショックで舞台に立つことができずにいたが、
「歌をまた聴かせてほしい」とのファンの声援に後押しされました。

復帰第一弾のシングルは、
「ふるさと　ふくしま」と「福島音頭」。
いずれも震災後に福島市の作曲家菊地常雄さんが復興応援歌として発表話題となった作品。
水原さんは「田んぼ、山、アユの泳ぐ川、海、母校－。
浪江の景色を浮かべながら歌っている」と話します。

震災と原発事故で家族や親戚、
友人らは住み慣れた土地を追われ、
避難生活を余儀なくされました。
「みんなが大変な状況なのに、歌ってなんていられない...」。
震災後すぐに何度か歌う機会があったが、
舞台に上がると自然と涙があふれ、
声が出なくなったそうです。
歌手活動をいったんやめることに。

震災前はボランティアで
浜通りの高齢者福祉施設を回り歌を披露していました。
浪江町で開かれるイベントにも出演。
そこで親しくなった人たちから活動休止後、
再起を求める声が次々に寄せられました。

そんな想いのたくさん詰まった水原さんの歌声、
ひとりでも多くの被災された方々に届きますように！！