鶴ケ城プロジェクションマッピング
今回はfukushimaさくらプロジェクト「プロジェクションマッピング はるか」
公開セレモニーを取材して来ました
3月9・10日の一般公開に先駆け行われた8日の公開セレモニーのには
約1,000人の大熊町の方々が招待されました。
左から
株式会社NTTぷらら 代表取締役社長 板東 浩二さん
桜プロジェクト株式会社 代表取締役社長 佐々木経世さん
会津若松市長 室井照平さん
福島県副知事 内堀 雅雄さん
NHKエンタープライス代表取締役社長 佐藤秀美さん
記者会見ではみなさん、福島、そして復興への想いを伝えていました。
「fukushimaさくらプロジェクト」は、
多くの企業が主体となって、福島・東北そして日本を元気にすべく、
新種の桜「はるか」をシンボルとした広報活動等を行うプロジェクトです。
fukushimaさくらプロジェクトの佐々木さんは
今回の「鶴ケ城プロジェクションマッピング はるか」はfukushimaさくらプロジェクトの
第一弾のイベントにすぎない。
本プロジェクトは、あくまでも、原発被害が風化しつつある福島の現場を忘れないため、
そして子供たちの「10年後の自分への強いメッセージ」を忘れないため、
多くの人々に伝え、行動を促すきっかけを与えることを目的としているもの。
と、おっしゃっていました。
そして、オープニングセレモニーにはNHK大河ドラマ「八重の桜」で
新島八重を演じる綾瀬はるかさん、
八重の父、山本権八役の松重豊さんが
八重の桜のオープニングで登場する子供たちと、室井照平市長と共に登場し、
会場を更に盛り上げていました。
「八重!プロジェクションマッピングで、鶴ケ城にあだらしいいのぢさ、吹きこむんだ!」
「みなさーん、天守閣にとどぐような、ずねー声で、よろしくおねげぇしやず!」
というお二人の声で、カウントダウンがスタート。
天守閣の壁に幻想的な映像が映し出され、
会場には歓声があがりました。
5分半にわたり映しだされた映像を
大熊町の方々は、目や写真に焼き付けていました。
綾瀬はるかさんは
「今は誰も住んでいないお城だけど、まるでお城が生きているみたいに感じた。
昔の人はこのお城をどんな風に見ていたんだろうと考えさせられた。
とてもいい経験をさせていただけました。」
松重豊さんは
「まるで生き物が宿っているかのように、ほんとに感動しました。
あっという間で、まるで1、2分のように感じるほどでした。
改めてゆっくり見たい。」
と、感想を語っていました。
「自分は、権八役にはいったときから、会津の武士でありまして、
そういう形でしか俳優部としては応援はできないかもしれませんが、
僕はずっと福島の人たちと一緒にいるという気持ちでずっといます。」
と、松重豊さんは福島の方々へメッセージを伝えていました。
今回、新種の桜、そしてプロジェクションマッピングの名前ともなった「はるか」を名付けた
綾瀬はるかさん。
そこには、「はるか彼方へ、いつまでもずっと。」
という想いを込め名付けたそうです。
「福島会津の人々の当時の生き方や、
誠実に生きていた人々の姿を一生懸命演じることで、
それを見て楽しみに思ったり、希望をもってもらえたらいいなと思います」
と、笑顔で話してくださいました。
新種の桜「はるか」が花を咲かす、10年後、
輝かしい福島、そして温かい心を忘れない福島であってほしいですね。
fukushimaさくらプロジェクト テーマソング
三浦サリー / 桜咲く
4月17日に発売されます。