喜多方ボーイズで力発揮 | eriのブログ

喜多方ボーイズで力発揮

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今回は喜多方市内の中学生で編成している野球チーム

「喜多方ボーイズ」の廹田 健くんと渡部 洸樹くんにお話しを伺ってきましたマイク



震災前まで二人は県内有数の強豪チーム「双葉リトルリーグ」で活躍していました。



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現在中学2年生の廹田健君は、浪江町から喜多方へ避難して来ました。


双葉リトル時代は福島県大会の優秀投手だった廹田君。

現在も喜多方ボーイズでエース、そして副主将として活躍しています。



「どこのチームでもいいからすぐに野球がやりたかった」


震災後、そんな想いから、中学生になりすぐに喜多方ボーイズに入ったそうです。


そんな廹田君に佐瀬監督をはじめ、コーチやチームメイトは優しく接してくれました。


それがとても嬉しかったそうです。



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そんな喜多方ボーイズでの一番の思い出は2ヶ月前に行なわれた最後の三年生の大会。


結果は9対8。

最後にホームランを打たれ負けてしまった試合。


その悔しさもあり廹田君の中で一番の思い出となったそうです。


「今年で最後なので一勝でも多く勝ちたい。

副主将として、どこにも負けないチームを作りたい。」

と、喜多方ボーイズでの意気込みを語ってくれました。



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中学一年生の渡部洸樹くんは大熊町から会津へ避難して来ました。


双葉リトルは震災後、チームがバラバラになってしまい、

二ヶ月に一度しか集まって練習ができない状況でした。


当時は会津喜多方リトルリーグで練習を行い、

双葉リトルリーグとして試合にのぞんでいました。



双葉リトルでキャプテンを務めていた渡部君。

練習もできない中での試合は、チームワークもとれずミスが多くて負けてしまい、

とても悔しかったそうです。


それでもキャプテンとしてチームをまとめるため、

監督と連絡を取り合い、練習日を決めていました。



初めは他のチームでの練習に戸惑ったそうです。

けれど、仲間ともなじみ、

喜多方リトルでのポジションもできていきました。


「あまり試合に出ることはできなかったけれど、

それでも少ないチャンスをいかすことができてよかった」



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そして中学生になりリトルリーグを卒業し、喜多方ボーイズへはいりました。


リトルよりもきつい練習。

けれど、試合に出る機会も増え、充実している。


そんな喜多方ボーイズでの目標は


「バッティングでも守備でも

誰にも負けないプレーをしたい」


と、意気込みを語ってくれました。



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(左 渡部洸樹 くん        右 廹田 健 くん)



とても活気があふれていた喜多方ボーイズの練習。

廹田君も渡部君も、真剣に、そしてチームの仲間達と笑顔で楽しそうに練習していました。



双葉リトルで磨いた力、そして喜多方ボーイズで学んだことを活かし頑張る2人。


2人の喜多方ボーイズでの活躍がとても楽しみですねface4




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