困難を乗り越え踊る『相馬さむらい連』

今日は、11月3日におこなわれたよさこい庄助祭り、
喝采きたかたに出場した
「相馬さむらい連」
をご紹介したいと思います




相馬さむらい連は、南相馬市の専門学校、
福島県立テクノアカデミー浜の
自動車整備科によって設立したよさこいクラブで、
喝采きたかたには、南相馬市の愛好者団体
「粋咲翔舞(いざょうぶ)」
と合同で参加しました




相馬さむらい連の通うテクノアカデミー浜は、
南相馬市原町区にあり避難区域となったため、
現在は自動車整備科は塩川にあるテクノアカデミー会津に、
その他の科は郡山校に分かれている状況で、
練習は、テクノアカデミー会津の体育館を借り、行っています。

同じ地域のよさこいチームだった相馬さむらい連と粋咲翔舞ですが、
現在は会津と南相馬、という離れた町で
合同練習も２回しか行えない状況での演舞。

それでも大会当日は、とても楽しそうに踊っている姿がすごく印象的でした







故郷を離れての活動。
それでも、約10年続いている
テクノアカデミー浜のよさこいの伝統をつなげたいというキャプテンの想い。

粋咲翔舞のチームも、練習場所の確保に苦労したり、
大会当日は群馬と埼玉に避難しているメンバーも駆けつけたそうです！


それでは相馬さむらい連キャプテンの小野田龍さんと、
郡司美帆さんの想いをご覧下さい





「震災があったからこそ、
みんなで何か一つのことをしたいという気持ちが芽生えてきて。
震災がきっかけですね。ある意味」
と言っていた郡司さん。

さまざまな困難を乗り越えてたチームの絆は、
きっとより一層強まったんではないかなと思います

取材に行った際、
みんな楽しそうに練習していて、
最後にはみんなで揃って私に
「ありがとうございました！」
と、言ってくれて・・・
感謝するのは私のほうなのに、とても嬉しかったです

先生方もとても優しく、
ご協力ほんとにありがとうございました

喝祭KITAKATAでのみなさんのすごくいい表情をご覧下さい

















12月24日には
宮城県登米郡で行われる
「復興祈願大X'mas祭」で踊るそうです

これからも、チームの絆を大切にし、
素敵なよさこいを踊っていってほしいですね