向日葵
11月も半ばを過ぎて寒さを感じる日が増えてきた。
夏の暑い日には、早く秋になってほしいと願うのだが、実際、涼しくなり、過ごしやすくなってくると、それはそれで、心寂しくなってしまう。
自分はなんとも勝手な考え方をする生き物だとも思うが、夏が恋しく感じてしまったのだから仕方ない・・・
私は、6月に4冊目の著書
『仕事で結果を出す人はこの「きれいごと」を言わない!』
という、長いタイトルの本をフォレスト出版から出版し、その翌月に青山のレストランで出版記念パーティーを開いた。
パーティーにはたくさんの方にご来場いただき、皆さま協力のもと、無事に終わることができた。
その日のために、知人がウェルカムボードを作成してくれたのだが、私がワイン好きだからという理由で、それは白いキャンパスボードにワインのコルク栓で縁取りされ、その上に花やリボンで飾り付けされている代物だった。
飾られた花の中にひときわ存在感を放つ向日葵がある。
向日葵は夏を感じさせるにうってつけの花だ。
花言葉は「愛慕」や「崇拝」らしい。
ウェルカムボードのお役目は済んでいるが、しばらく事務所に飾っている。
向日葵が夏の匂いを運んできてくれるような気がするから、もう少しだけ、置いておこう。