高校3年生で、また両親が再婚しました(2回目)。

実母、実父がまた同じ人と再婚です。


理由は、祖母が亡くなり、同居していた祖父の面倒を見たくないから家を出たいと母が言い、元夫(父)を頼ったのです。


婚姻があれば、会社から家賃補助がかなり出た(10万円)のです。

母の思惑は、実家を出て住居と生活費を確保するための再婚です。


両親が再婚して、祖父宅からマンションに引っ越し、私は専門学校に通い、バイトもして彼氏もできました。


母が元夫と再婚したことは秘密です。


祖父には事細かに嘘をつくように母に指示されていたので、祖父に会ったときは、「お母さん仕事してるよ(してない)」「知り合いの服屋さんだよ(完全に嘘)」と、母を守るため言われた通り細かい嘘をついていました。

間違えると「バカ!!なんてこと言ったの!!」と怒られました。


母はもともと不相応なことを好み、私を連れて高級レストランに行き、金持ちではないのに金持ちアピールをしていました。


高級レストランに行くときは、わざわざソレ用のブランド財布に新札を入れ、ありったけのアクセサリーを付けて、話し方も上品を装っていました。

ハリボテでした。


※時々このブログで登場する有名シェフのレシピは、母に同行して料理教室に通っていたためです。


しかし、父にお金を渡さない母。

父の稼いだお金は母が全て握っていました。

昔と同じく、父はお金がないので借金をするようになりました。

取り立ての電話がかかってくると家に帰ってこなくなり(おそらく父は実家に逃げていた)、父も父で、子供がどんな様子か全く興味がありません。


父の借金を母が返しに行くといい、アコムや武富士に借金返済に行くのですが、私を連れていきました。

何百万円を目の前で扇子の様に広げて数える女性スタッフ。


本当に見たくないものでした。


さて、母は利用できることは私を連れて行くようになりました。


母の友達と会うときは私が運転手をしたり、祖父に会うときは、母は祖父としゃべりたくないからと必ず私を連れていきました。

私が祖父との話し役でした。


祖父が私にくれたお金や株券などもありましたが、「私が株で動かすから」と言われ、ほとんど母に取られました。


「あなたのためにしてあげてるんだからね、あなたのために言ってあげるんだから、怒らないでね」と言ってから、母はいつも私に不愉快なことを言いました。


「その髪型似合ってない。その服似合ってない。あなたは何も世の中を何もわかっていないわね。」とか。


怒ったら駄目と言われ、私のために言っていると言われ、怒れませんでした。


祖父の体調が不安定のため、しょっちゅう祖父に呼ばれ泊まりに行きました。

そのうち母と姉はそれをいやがり、私だけが泊まりに行くようになりました。


社会人一年目でしたが、祖父の世話で寝れず、高血圧や喘息で救急車呼べど点滴して帰宅。

私は徹夜で出勤することもありました。


社会人3年目で今の旦那と知り合い、付き合い始めました。


祖父がたびたび入院して面会に行くと、母は帰り際に必ず往復の交通費とランチ代を祖父にせびりました。

祖父は、投げつけるようにお金を渡していました。


ついに祖父は一人だと不安だと言い、介護付き老人ホームに入りました。


祖父の住んでいた実家は、

「母と姉にやる」といい、

再婚して一緒に暮らしていた父を、近くに一人暮らしさせて、母と姉は実家に引っ越しました。


母は「再婚がバレたらまずい。老人ホームに入っても、突然帰って来るかもしれないから」と言い、父を実家には入れず、父だけ近くに六畳一間のアパートを借りて住まわせたのです。


父が数日に一回洗濯物を持ってきて、母は一応洗濯だけしてあげていました。

父のお給料7割とボーナス1回100万以上を母がもらっていたので(父は大企業勤めだった)、何かしら父の世話をしないとマズイと思っていたようです。

洗濯だけでしたが。


父が一人暮らししていた六畳一間のアパートに母が行ったのも、6年間の間、契約開始の日と契約終了の日の2回だけでした。


それからしばらくして、母と姉は、老人ホームに入った祖父のところへ行き、「もらった家はリフォームが必要」と脅迫まがいに「金を出せ」と詰め寄ります。


実際には有名住宅メーカーの軽量鉄骨の家だったし、祖父が住んでいたときに屋根やら外壁やら内装やらリフォームしてキレイだったですが、自分好みに変えたかったようです。


母は私に、「あなたからも祖父にお金を出すように言って!」と言われましたが、

私は「家をもらったんやから、リフォーム代は自分たちで出したら?家賃もないんやし感謝しないと」と母に伝えました。


私を丸め込めないとわかった母は、急にいつも来ない姉を祖父の老人ホームに来させました。


私もその場にいましたが、ひどいものでした。


姉は「おまえ(祖父)が住めって言うから、あの家に住んでやってるんやぞ!金出さへんねやったら、二度と来るか!クソジジイ!」と、

1時間ほど祖父を怒鳴りつけ暴言を吐き、姉は去っていきました。


姉をこんなふうにしたのは母と祖父です。


姉を使って思い通りにしていく母。

嫌なことは全部子供まかせ。


そして、幼少期から私と差をつけ、

姉を特別扱いしてきた祖父。


結局、祖父が「家はあげたんだから、自分達でなんとかしろ」と言い、リフォーム代を出さなかったので、

姉はそれから、祖父に死ぬまで何年も会いに来ませんでした


そして、母は祖父の家(自分の住処)を手に入れたので、一人暮らしさせていた父はもう必要ありません。


父がある日、脳梗塞になりました。


幸い麻痺はありませんでしたが、頸動脈を広げる手術をして、手術室から部屋に戻るやいなや、「私、あなたと離婚します」と父に向かって言い、離婚届を病室に置いて出て行きました。


本当に手術室から病室のベッドに移った直後に言われたそうです。


非情すぎるタイミングです。


父が入院したとたん、手がかかるからと、母はまた離婚をして父を捨てました。


しかしその後も、「私は不幸だ、あなた(父)の借金も返済した(もともと父の稼いだお金だけど)」と母は泣き落しをし、離婚したあとも給料とボーナスの半分を父は母に渡し、今も年金も渡しています。


母は「あなたのせいで私が不幸になった」と父に会うたびに責めるので、お金を渡すことで父は

母に罪滅ぼしをしているのだそうです


母は祖父にも同じ手を使ってお金を巻きあげてました。


入院中の祖父に「私が不幸なのは厳しく育てたあなたのせい。祖母もあなたを恨んでいた」と、何時間も責め立て、泣いて、お金をもらって帰っていました。


祖父も父も、母にずっとお金を渡してきました。


大企業勤めの父のお給料もボーナスのほとんどを手にし、私達子供の養育費も祖父が出していたので、母は自分でお金を使うことなく貯め込み、今では高級老人ホームに入れると父に自慢しているそうです。

(私は父とは今でも連絡をとっています)


祖父や父からお金をもらい(お金を出す人達が納得しているので良いのですが)、嫌なことは子供を利用し、母は自分のメリットや得しか考えていないのです。


母は私によく言っていましたが「私が不幸なのは、みんな祖父と父が悪いんだ」と。


私もずっと祖父と父が悪い奴なんだと思い込んでいました。


28歳頃までは私は母の言うことを信じ、洗脳状態でした。


こんなモンスターを私は

母は可哀想だから守ってあげなきゃ、と思っていたのです。


〜続きます〜