「復興地から東北の被災地へ愛を届けよう」
そんな想いを胸に、神戸の夢野中学校、新潟の東山小学校、宮崎の志和池中学校と、全国を巡り、生徒さん達と“愛の合唱”を行ってきためざましテレビとのコラボ企画『めざまし×ファンモン ソングエイド』。
そのラストは、岩手県の釜石商工高等学校でのサプライズライブ。
3月11日の震災で、釜石商工では2名の生徒さんがお亡くなりになりました。そのうちの一人、岩鼻美沙紀ちゃんのお父様からお手紙を頂きました。
美沙紀ちゃんは生前、「FUNKY MONKEY BABYSのライブに行きたい」と言われてたそうです。その言葉が心に残っていたお父様は、夢を叶えてあげようと、この“ソングエイド”の企画に応募してくれました。
仲の良かった級友と一緒に、ファンモンのライブを楽しんでもらいたいと、お父様はおっしゃってくれました。
ライブ前、津波の被害が大きかった釜石の町並みを見ました。ライブ中、涙を流す生徒さんがたくさんいらっしゃいました。その光景は何度見ても心が痛みます。
それでもステージに上がったら、いつも通りのFUNKY MONKEY BABYS。悲しみをグッと抑え込み、ひとつでも多くの笑顔が咲くように、全身全霊で歌いました。
背中を支える立場にある俺たちが、下を向く訳にはいきません。ましてやこの時、この体育館には、ライブをずっと楽しみにしてくれてたBABYSがいたのだから。
多くの涙を見てきた
嘆きの声を聞いてきた
僕らに何が出来るんだろう?
答えを探しながら
辛くても瞳を閉じないで
暗闇の中で手を伸ばして
繋げよう 笑顔と愛を
大切な人の未来へ
(ソングエイド応援歌『愛の歌』より)
今一度、見つめよう。今一度、考えよう。俺たちに出来ることを。いつまでも忘れないために。
(この模様は、2月2日の『めざましテレビ』で放送予定です)