会見にて、管直人首相が「戦後65年で最も厳しい危機」と表した、東日本大震災。
今なお、被害の全貌は明らかになっていない。2次災害の可能性も充分にあるという。
あまりに心が痛い。あまりに悲しみが深い。思わず涙が出てしまう。
改めて、被災し亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
苦しみに耐え続けている被災者の皆さん、命懸けで作業している自衛隊の皆さん、おそらく不眠不休で働いているだろう福島第一原発の作業員の皆さん、そして様々な形で被災地の復旧作業に取り組んでいる全ての皆さんに、心からのエールを送ります。
海外からの心強い支援にも、本当に感謝したいです。
今は全国的に情報が混乱している状態。関東地方の計画停電の有無、誤報のチェーンメール、募金を装った詐欺まであると聞いた。
こうなってくると、自分の目でしっかり確認し、真実を探しだす事が大切になってくる。
正しい支援物資の送り方、正しいボランティアの在り方などを、もう一度見つめ直しましょう。
そして「早く募金を!」「早くチャリティーを!」と、むやみやたらに焦らないで。
確かに今すぐ必要な物資(毛布や食料)もあると思うけど、義援金に関して言えば、長期で考えていく事が大切だと思うんだ。
これはきっと長い長い戦いになるから。
もちろんFUNKY MONKEY BABYSとして、何をすべきかは今も検討中だよ。
「被災地のためにライブを!」なんて意見もあって、それはちょっと時期尚早だと思うけど、宣言した通り、やれる範囲の事は全力でやります。音楽の力を信じる思いに、ブレはありません。
ちなみに今日はミュージシャンとしてではなく、一人の人間として銀行で募金をしてきたよ。
全国のファンに「募金をしよう」と促した俺。言い出しっぺが少ない額でどうする!…というわけで、なかなか思い切った金額を振込んできたよ(笑)。
その銀行で働いている人が言ってた。全国各地から続々と振込まれる募金の多さに、専用の口座がパンクしそうだって。
俺がブログでお願いするまでもなく、思いやりの心は日本中に溢れているんだね。
最後に。
テレビで延々と悲劇的な光景を見ていると、普段どおりの生活を送ってる自分自身に嫌気がさすかもしれないけど、それは違うからね。
俺たちは俺たちでしっかり生きていかないと、困っている人を助ける事もできなくなるから。
被災地を見守りながら、被災者への励ましの言葉を送りながら、少しだけ贅沢は我慢し、思い立った時に募金をする。そうして自分の生活のペースは崩さずに暮らしていこう。
優しすぎるBABYSが大好きだよ。