珍しく(笑)飲みのお誘いがあったので、渋谷の某居酒屋へ繰り出した。
一緒に飲んだのはデビュー当時からお世話になってる角川マガジンズ『ＣＤでーた』編集者の根岸さんと、カメラマンの駒井ちゃん。
根岸さんは公式ヒストリーブック『そのまんまファンキーモンキーベイビーズ』の編集もしてる。
あのファンモン本にたくさんの情熱を注いでくれた功労者だ。
カメラマン駒井ちゃんは…とにかく凄い。面白い。
撮影時に「あ～ん、スゴくいい～！」と、喘ぎ声を出すので、俺たちは淫乱カメラマンと呼んでいる(笑)。
あっという間に意気投合。今ではワンマンライブでもオフィシャルカメラマンとして写真を撮ってもらってる。
そしてこの３人が揃うと必ずでる話題が、宮崎県での東国原知事との対談インタビュー。
ファンモン本の目玉企画として予定してたんだけど、何しろ当時の知事は超ご多忙。対談の時間も３０分しかなかった。
にも関わらず、俺たちがやむを得ない事情＆渋滞に巻き込まれ、待ち合わせ場所のホテルに間に合わず(笑)。
５分１０分と約束の時間から遅れ、ホテルで待ってる根岸さんは生きた心地がしなかったらしい。
どうにか到着し、遅刻を詫びてから対談がスタート（知事は優しいから怒ってはなかった）。
そして最後、メンバーと知事の４人で写真撮影。
でも迫ってくる制限時間。あと１分で知事は別の場所へ移動するという、切羽詰まったシチュエーション(笑)。
部屋のピリピリムードが俺たちにまで伝わり、どうにも表情が固い。
そこでカメラマン駒井ちゃんの本領発揮。
「あぁ～ん、いい～！知事も最高ぉぉ～！もうイッちゃう～ん！」
と、いつもの２倍増で喘ぎ始めた(笑)。
それを見て思わず吹き出す東国原知事とメンバー３人。
その瞬間のシャッターチャンスを逃さず収めた駒井ちゃん。ナイスプレイ！
全てを終え、知事が部屋を出られた後、無言のまま皆で抱擁。その時の安堵感＆充実感は凄かった。
ちなみに根岸さんはテンパり過ぎて、この状況をまったく覚えてないらしい(笑)。
そんな困難を共に乗り越えた人たちだから、いわば盟友みたいなもんだ。
この裏話を知ったうえで、まだ『そのまんまファンキーモンキーベイビーズ』を持ってない人は、ぜひ購入して読んで下さい！
（根岸さん！宣伝しときましたよ！(笑)）