悔しい悔しい悔しい。。
悪い流れを断ち切り、柏に勝つところを今シーズンは絶対見たいと臨んだアウェー柏戦。
悔しい敗戦でした。
鹿島戦の劇的同点を意味あるものにするために、
そして、今シーズンは去年までとは違うということを証明するために、
絶対勝たなくてはならない、と位置づけた柏戦。
それがこういう風な結末を迎えるなんて。
ホントに悔しい。
なぜこうも簡単に失点してしまうのでしょうか。
なぜチャンスをシュートまで持っていくことができなくなってしまってるのでしょうか。
同点に追いついたパンゾーアシストからの兵藤のゴールはブリリアント。素晴らしい得点能力を証明してくれました。
その後上手くマリノスペースに引き込んだと思ったのですが、
そこで決めきれず、後半に入るとなんとなーく嫌な感じになり、
あっさりとミドル決められて。
最後の猛攻はなかなか迫力ありましたが、
迫力だけでは勝ち点は奪えないのは自明の理。
なんとなく力負けの感も感じながら、終了のホイッスル。敗戦。
結果、GWの3戦で勝ち点2しか奪えませんでした。
首位大宮とは勝ち点6差つけられてしまいました。
ホントがっくりしております。
こんなはずじゃなかったのに。
結果ここ4試合勝ちなしとなっておりますが、
試合内容を思い返して見ると、
何かが足りないんだよな~。攻撃も守備も。
コンディションの問題もあったとは思いますが、
なんとなく、もっと大事な「何か」を失っているような気がします。
『6連勝→4戦勝ちなし』と明らかに調子を落としているチーム。
エースマルキの精彩を欠いたプレー、イージーなセルフジャッジ、ゴール前での連携ミス・・
そして、対戦相手の巧妙な対マリノス対策がはまってることなども、その理由としてあげれますが、
なんだかそういう有形のものではない「何か」が足りない。
目に見えない「勝利を引き寄せる何か」が足りないような気がします。
逆に、その「何か」が足りないから、上記のようなことが起こっているのではないかとさえ思います。
優勝するチームは明らかに調子を落とすようなことはあってはならないし、
たとえ調子を落としたとしても、
優勝するチームならば、その調子の悪い期間、失った勝ち点以上のものを大きく積み上げなくちゃならない。
つまり、そのチームが優勝するために必要な「何か」を積み上げなくてはいけない。
一ヶ月ほど前のこのブログでもお伝えしましたが、
コチラの通り、2008年、優勝した鹿島は開幕5連勝のあと7戦勝ちなしとなり、順位を6位まで落としました。
しかし、きっとその7戦で優勝するための「何か」を掴んだんでしょうね、
その後調子を取り戻し、頂点へ文字通り駆け上がりました。
さて次節名古屋戦、今シーズン最初の正念場と言って過言ではないでしょう。
ひょっとしたら最大の正念場となるかもしれません。
優勝を目指すためには、間違いなく、ここを底として這い上がっていかなくてはいけません。
あの去年の開幕時のようにズルズルいくわけにはいかないです。
もう、後ろは崖っぷちだと思ってもいいと思います。
まだ、傷は浅い、なんて言ってられませんよ。転落したらあっという間ですよ。
背水の陣を引くなら今です。
中断期間までリーグ戦残り3試合。
はっきりと断言したい!
3連勝しなくてはならない!と。
大事な鹿島戦と柏戦で勝ち点1しか奪えなかったことによってできた、
我々と優勝の間をさえぎる深い溝は、
1勝や2勝では埋まらない。
「あの柏戦に負けたからこそ・・」と言えるようにするためには、
「何か」を掴んで、また勝っていくしかないのです。
(N)