悪質商法や食品産地偽装に関する内部告発などを直通電話で受ける「消費者情報ダイヤル」(03・3507・9999)について、消費者庁は10日、今月いっぱいで廃止すると発表した。

 同ダイヤルは行政処分の端緒となる告発や情報を把握するため、昨年9月、同庁発足とともにスタートした。しかし、苦情や相談が多数寄せられ、対応に忙殺される事態も起きていた。

 ダイヤルの廃止後、内部告発などは同庁代表(03・3507・8800)で受け付ける。

<ホッキョクグマ>15万年前に祖先 地球環境の激変に適用(毎日新聞)
島田雅彦氏・小川洋子氏ら育てる、寺田博氏死去(読売新聞)
女性に乱暴、男に懲役6年=「性犯罪審理、問題ない」-茨城(時事通信)
内職あっせん、実は高額教材販売…被害5億円(読売新聞)
クラビットの有効成分を3倍にした点眼剤を承認申請―参天(医療介護CBニュース)
 「学校で何かあった」「しっかり調査を」。東京都清瀬市立中学2年の女子生徒(14)が、いじめを受けたとほのめかす遺書を残して自殺した問題で、両親が3日、自宅で取材に応じ、学校側が一層の調査をするよう求めた。
 父親(52)は、いじめを把握していないとする学校側に対し、「もっとしっかり調べてほしい」と要望。1日の臨時保護者会では、血に染まった女子生徒のシャツを手に遺書を読み上げて真相解明への協力を訴えたといい、「必ず学校で何かあったと思っている」と語り、厳しい表情を見せた。
 母親(53)は「(学校側は)いじめの有無の説明などに終始していた。誠意が感じられず、がっかりした」と話した。校内での出来事や生前の様子は聞けなかったという。
 女子生徒はまじめで穏やかな性格といい、「イラストの勉強がしたい」と話していたという。
 遺書は遺品の整理中、女子生徒のノートに挟まっているのが見つかった。母親は「小さく縮こまって、絶望しきったような字。周りが信じられなくなっているような感じを受けた」と声を詰まらせた。 

【関連ニュース】
中2女子が飛び降り自殺=いじめ示す遺書
いじめ把握、取り組み低調=アンケート徹底を
暴力行為、最多の6万件=中高生136人が自殺

断層長さ500キロ、8メートルずれる=チリ地震、M8.6と算出-東大地震研(時事通信)
<JR高円寺駅>男性が転落、はねられる(毎日新聞)
耐震偽装物件新たに5件(産経新聞)
大阪・平松市長、外国人参政権に慎重姿勢「国に議論尽くすよう要求」(産経新聞)
中学生にわいせつDVD配布=ゲーム店の景品、経営者逮捕-熊本(時事通信)
 10年度予算案は2日、年度内成立が確定した。民主党は野党が求める鳩山由紀夫首相の関係者や小沢一郎民主党幹事長の証人喚問をかたくなに拒んだものの、北海道教職員組合による違法献金事件が追い打ちとなり、「政治とカネ」の問題を巡る与野党攻防は引き続き参院に舞台を移す。自民党は衆院での失敗を教訓に参院では審議拒否戦術をとらない方針で、正攻法で与党をどこまで追い込めるか、野党第1党の真価が問われることになる。【田所柳子、木下訓明】

 ◇審議拒否戦術は封印

 政治資金規正法改正に向けた与野党協議機関の設置自体については野党も受け入れる姿勢を示している。ただ、首相が2日の会談で小沢氏に設置を指示したことに対しては、「疑惑隠し」との警戒感を強めている。

 特に企業・団体献金を是認する自民党は、民主党が首相らの問題にフタをしたまま献金禁止の法改正で幕引きを図る事態は何としても避けたいのが本音。首相と小沢氏の会談について自民党幹部は「『政治とカネ』の問題の当事者同士。冗談のようだ」と冷ややかに語った。

 自民党の谷垣禎一総裁は国会内で記者団に「政治資金規正法に違反しておいて、言い訳のために法改正するのは発想が逆立ちしている。まやかしの案に乗るわけにはいかない」と述べ、協議機関への参加は、関係者の証人喚問や石川知裕衆院議員の辞職勧告決議案採決が前提になると強調した。

 共産党の志位和夫委員長も「疑惑について説明すること抜きに制度の問題に行くのは、国民の政治不信を払しょくすることにならない」と指摘した。

 北教組問題では、自民党は公立学校教職員の政治的行為を制限する教育公務員特例法に罰則規定を設ける法改正を検討してきた。北教組幹部らの逮捕を受け、同党の馳浩氏は1日の衆院予算委員会で、首相から「法改正が必要かどうか、川端達夫文部科学相に検討させる」との答弁を引き出したが、川端氏は2日の記者会見で「(刑事罰を科さない18条2項の)削除を前提に議論しようとしているわけではない。慎重に検討したい」と述べ、首相との温度差をにじませた。自民党はこうした食い違いも追及する構えだ。

 一方、協議機関の設置を働きかけてきた公明党は、与党の方針を歓迎している。井上義久幹事長は国会内で記者団に「公明党が繰り返し訴え大きく前進した。少数野党でも世論に訴え、政策実現することが大事だ」と手放しで喜んだ半面、「疑惑の追及と再発防止はどちらか一方ということではない」と述べ、自民党とは一線を引いた。

 その意味で、協議機関は自民、公明両党の間に民主党が打ち込んだくさびとも言える。公明党は衆院で自民党の審議拒否に同調せず、足並みの乱れを見透かした与党側は、野党の要求を突っぱねた。

 参院自民党は、谷川秀善参院幹事長が衆院での審議拒否に異論を唱えた経緯があり、参院では欠席戦術をとらない方針だ。谷川氏は2日の記者会見で「(予算案は)1カ月たつと自然成立するが、中身の問題点をテレビ等を通じて国民にしっかり知らせたい」と語り、参院選へのアピールに余念がない。ただ、野党共闘がなければ、参院審議も与党ペースで進むことになる。

【関連ニュース】
10年度予算案:衆院本会議で可決 年度内成立が確定
10年度予算案:衆院予算委で可決 年度内成立へ
10年度予算案:年度内成立へ 午後、衆院通過
10年度予算案:年度内成立へ 3月2日衆院採決
衆院予算委:自民党が分科会欠席

<鳩山首相>「いのち」確認の一日?お宮参り後、墓前で合掌(毎日新聞)
外国人学校への助成、世界的に異例(産経新聞)
現行案断念「伝えてない」=普天間、鳩山首相が強調(時事通信)
小中学生がひったくり=容疑で逮捕「遊ぶ金欲しく」-大阪府警(時事通信)
<普天間移設>ホワイトビーチ沖合案が浮上(毎日新聞)