「やっぱり、無理!
  替えさせてくれないわ~」

義妹の呼ぶ声に、
「ハイハイ、、行きますよ――」

あのネ、娘が居る時ぐらい
 ひー婆ちゃん、、 替えてもらってよネ、、

お彼岸の日、お墓参りに義姉夫婦も来て、兄弟3人が揃う
今日は、何が飛び出すか、、
こっち方向に矢が飛んでくるか?

ひー婆ちゃんに話しかける義姉

「私の事、わかる? 私は誰? 
    あら? 歯はどうしたの?」 

  (何回も折りました、去年の事だよ!)
          
「歯ぐきで噛む練習したらよろしい!!」
 
  (そうですか、ご指示どうり、、
    その桜餅、、葉っぱは食べれないと思うけどな~)

飲みなさい、食べなさいと ひー婆ちゃん やんやん言われてる、、
嫌なことは、嫌だと、義妹には顔を歪めるひー婆ちゃん
姉には、ひとつも言わず、じーと黙っている

話が兄弟の昔話になって
 義姉が6年生、弟の主人は1年生 義妹はそれより3歳下 義弟もいた

 「あんた達のお守は、私が全部したんだから
    少しは感謝して頂戴ね!、、もうほんとうに、、、」

お茶を入れながら、瞬間的に感じた
兄弟達からの 「お姉ちゃんありがとう!」

義姉は今の歳まで、兄弟達からの感謝の気持ちが届かない
もどかしさ、さみしさ、いら立ち それらしきもの色々
心のどこかに持っているのかもしれない   
義姉は友達と遊びたい盛りを、子守で過ごしたのでしょう

その後、家を離れても、生活面では親の助けとなって
いつからか親子の立場が入れ変わったと思う
この家の人は、みんな義理姉の指図で動いているんだと
私は嫁いできてから、ず―とそう思って過ごしてきた

義姉の時間はある意味止まっている、現在に至っても、

「少しは感謝して頂戴ね!」  素直な言葉だったと思う

そして、私、
お彼岸に義姉が来た時の、心のシミュレーションしてたんですが

ハズレタ、、、

時には 何もない日があってもいい、 体がもちませんわ~!