会社の教育そのものの話
今回は教育についてです。
私は宗教家では無いのですが、基本的に全て道徳が主になった考えを持っていますので、それは経営にも日々活かしております。
...と同時に弊社へ訪問する営業マンと話す際に相手様の企業の事について色々伺います。
どんな教育をしているのか?
どんな社風なのか?
どんな歴史なのか?
ごくごく簡単な質問ですが、実はこの質問にすら答えられない営業マンが多すぎます。(これは本当に)
この質問をする前に一つ営業マンに聞くことがあります。
『会社の事は好きですか?』
8~9割くらいは『好き』だと答えますし会社に対しての思いも語ってくれる場合がありますが、その上で上記の3つの様な質問をすると軒並み答えが鈍くなります。
1番多いのは会社の歴史を応えられないパターンです。(設立年月日や資本金など)
...おかしいじゃないですか???
会社は好きなくせに会社の事はおろか始まった年すら知らない...この瞬間にこの営業マンの口から出た会社愛は適当でありおざなりな『行為』という事になります。
自分の会社の事を知らない人間に勧められる商品など検討する必要すら無いですね。
こんな行為を平気でするのは、面白い事に誰もが知っている有名企業の方が予想以上に多いのですよ。
会社はどんな社員に育てたかったのでしょうね?
さて、ここから本題の会社教育のお話です。
ハッキリ言ってここで企業の方針が分かってしまう部分でもあります。
どなたも企業に正社員で入社した際に研修やら合宿やらを行った事が有ると思いますが、何を学びましたか?
知識なのか。
歴史なのか。
はたまた会社のそれ以外の事なのか。
どれも大切で有ると思いますし、歴史は前述したとおり知っていないと商材を提案する権利すら無いと思いますので、必ず覚えた方が良いでしょう。(知らない人は是非)
ですが、私は道徳を含んだ社会的応用を教えるべきであると思います。
結局、我々企業も社員も誰を相手に仕事をするのでしょう?
機械でも、動物でもなく人間ですよね。
ならば、自分を売れる様に道徳を身に着けるべきであると考えます。
基本的に自分の価値を伝える事が出来る人間ほど、自然と振る舞いに道徳が入っていることが多いです。
道徳と言うのは根詰めて話すと十人十色で細かい常識が違うでしょうが、手を貸して貰ったら『ありがとう』と言うレベルは同じはずです。
道徳心は言葉づかい、メールの文章にも表れ、相手様に対して良い印象を与えます。(他人との差別化を図る)
電話する際にも『お時間は今、宜しかったでしょうか?』と相手様が忙しくないことを必ず確認するべきですし、メールでも『いつもお世話になっております』という分をコピーして毎回使うなどは機械的だし、これこそただ単なる『行為』です。
これっぽっちも『お世話になっている』なんて気持ちは含まれていません。
そんな事をするならば『前回は貴重なお時間を誠に有難う御座いました』『夜分にメールをしてしまい申し訳ありません』など変化をつけるべきです。
私は常に変化をさせています。
コピーなどは署名以外殆ど使いません。
すると『毎回文章違うね。』『ほかの人と違って...』とたったメールの一文で他人との差別化を図れるのです。
これにコストは掛かりますか?
他にも訪問時間が遅れてしまう際にも『道が混んでまして...』なんて言い訳は責任転嫁そのもので道徳的にも最低です。(私はそんな人のいう事を信用できない)
『私の計算が間違っておりまして、遅れてしまいます。申し訳御座いません。』という非を認める事から入る事が道徳です。
遅れる事実が変わらない訳ですから、そこで非人道的な行いをするのは大きな損です。
こんな基本的でも目に見えにくい教育をしっかりカリキュラムに含み『思いやり』『誠意』を商材とサービスに盛り込んで販売すれば良いのです。
相手の気持ちを考えると自ずと『行為』ではなく『心遣い』に変わり、そこが人間を売るという意味の本質です。
そこでお客様と繋がると様々な縁が生まれます。
知識はあくまで道具であり、人間そのものにはなれませんが、道徳心は自分と言う等身大をお客様に理解してもらえる唯一のきっかけです。
そのような教育を各企業がしてくれたら、もっと日本人の仕事の質も上がると思います。
毎度ですが、長文失礼しました。