樽井美帆です
3月9日(月)
星組トップスター
柚希礼音さんが
宝塚大劇場を卒業されました。
この日は朝から雨
当日券を求める列は
長く長く伸びました。
夜のパレードには雨がやみますように・・・
という願いにつつまれ、
千秋楽公演スタート
私は
ダイナミック・ドリーム
『Dear DIAMOND-101カラットの永遠の輝き-』から
取材させていただきました。
ゴールドの舞台セットが
さらにさらに輝いてるように見えました
柚希礼音さんと同時退団の
トップ娘役 夢咲ねねさん
ミュージカルでもショーでも
夢咲さんの衣装はすべて、
前が短くて後ろが長くなっているデザインの
スカートやドレス
スタイルの良い方だなと
あらためて実感しました。
本当にお人形のようですね!
3組のデュエットダンス『Dolce Vita』
『柚希最高!』
『星組最高!』
柚希さん・紅さんの掛け声が、
より一層舞台を熱くします
おみこしの後、
大階段をかけ上がり消えてゆく
柚希さん
かけ上がるスピードが
普段の倍以上のスピードではないか
と思うくらい速かったです
リフトも回転が速い!
夢咲さんが飛んでいきそうなくらい
速かったです!
終演後の記者会見で
柚希さんは
『気合入りすぎたかな~』と
振り返っていらっしゃいました。
舞台と客席が一体となった
熱いショーの幕が下り、
いよいよサヨナラショーの開幕です。
柚希さんからのメッセージが、
時々声をつまらせながら
万里柚美組長より紹介されました。
(一部抜粋)
何をしたらお客さまがステキと思ってくださるのか
ちっとも分からず、何度も立ち止まりました。
でも、ファン時代がなかったからこそ
宝塚を客観的に見て歩んでこられたのではと、
自分なりの進み方ができたのかなと思っております。
今のこの最高の星組は、自分の宝物です。
今のこの幸せは、
簡単にできた幸せじゃないから余計に幸せです。
トップという立場になり、
立派なトップになろうと一人で突っ走ったり、
周りを信じられなくなりそうになったり、
自分は一人なんじゃないかと殻に閉じこもったり、
色んな時期を経て自分自身を見つめなおし、
自分の秤で人をはかっていたことを知り、
舞台って本当にみんなで作るものだって改めて実感し、
肩肘はっていたものがスルスルと全て落ちて行った時、
シンプルにただの柚希礼音になれた時、
ようやくみんなと一つになれたんだと思います。
生きていることが精一杯になるほど
稽古稽古稽古の日々も忘れられない愛しい時間でした。
そして、何よりも応援してくださいましたお客さま、
そんな色んな時期があった私を
本当にあたたかく見守っていただき、
自分のことのように一喜一憂して、
常に私の心のそばにいていただきました。
お客さまと心が通じ合えていたから、
私は舞台で自由に羽ばたけたんだと思っています。
あのちえちゃんがここまで何とか歩いてこられたのは、
みなさまの愛を叱咤激励をたくさんいただけたおかげです。
最後に、天国から見守っている父、
ずっと陰から支えてくれた母・兄にも
お礼を言わせていただきたいです。
私に出会ってくださったすべての大切すぎるみなさま、
本当にありがとうございました。
いよいよサヨナラショーの開幕です!
ゴールドの
REON
という文字が輝く中
同じくゴールドの衣装で柚希さんが
大階段中央で歌います。
「REON」
「チュシンの星のもとに」
「チュシンの星のもとに」では、
柚希さんを初組子の時から
見守ってこられた英真なおきさんが、
「あなたこそチュシンの王!」という
セリフを生で言われました。
「黒豹の如く」では、
息がぴったりあったおじと甥の役を
されましたね。
柚希さん
紅ゆずるさん・真風涼帆さんを中心に
「世界の王」を全員で歌い踊ります。
「天使の歌が聞こえる」
柚希さん・夢咲さんによるデュエットダンス
まだまだ進化し続ける美しいコンビ
柚希さんのソロで「ジェラシー」
柚希さん・十輝いりすさん
同期コンビが歌う「恋のガイドブック」
退団する音花ゆりさん・鶴美舞夕さん、
柚希さんによるナンバー
「Guy What Takes His Time」
柚希礼音さん・夢咲ねねさん
音花ゆりさん・鶴美舞夕さん
海隼人さん・逢月あかりさん
退団者によるナンバー
「ヴィエント・デ・ブエノスアイレス」
衣装はトレンチコート
ハグをする振付があり、
まるでお互いをたたえあっているような
シーンでした。
柚希さんが歌い、夢咲さんが踊る
「LIFE is・・・」
それぞれが輝き融合する
本当にステキなシーン
柚希さんのソロで
「君はどこに」
夢咲さんのソロで
「楽園を出た二人」
柚希さんを中心に男役が歌い踊る
「Jackpot」
柚希さんが歌い、
紅ゆずるさん・壱城あずささん
如月蓮さん・真風涼帆さんが
ちえちゃん一家に扮して一場面を再現する
「ちえちゃん」
柚希さん・夢咲さんを中心に
男女が歌い踊る
「翼なき荒鷲」
柚希さんのソロに全員が加わり
客席にペンライトが輝く
「For Good」
ステージには
With Love
の文字が輝きます。
最後は、柚希さんを中心に
全員が歌う「REON!!」
元気にノリノリに歌い踊り、
最後は柚希さんから客席へ向かっての
特大の投げキッスで幕が下りました。
そして、ついに大階段を降りての
ごあいさつです。
夢咲ねねさんは、
可愛く元気に
時折こみあげるものをこらえながら、
ごあいさつされました。
(一部抜粋)
コンプレックスだらけの私で足りないものだらけの私を、
大きな懐で深く受け止めてくださった柚希さんに出会い、
導いてくださったこと本当に私は幸せものだと思います。
こんな最高の世界にいられて本っ当に幸せです。
いつもそばで立ち上がる勇気をくださったファンのみなさま、
あたたかい拍手をくださったみなさまのおかげと
本当に心から感謝しております。
本っ当にありがとうございました。
いよいよ柚希礼音さんを迎えます。
組子全員で『ちえさ~ん』と呼ぶと
柚希さんが『はあい!』と返事をし、
大階段を降りてきました。
注目の衣装は
黒紋付・緑の袴
最高に幸せでした。
幸せすぎて心がふるえる。
幸せすぎて勝手に涙があふれる。
こんなふうに思えるまでには、山あり谷ありありました。
星組を引っ張ろうと一人で突っ走ったり、
様々な壁を前に立ち止まったり、
そんな時本当にたくさんの方が手を差しのべてくれました。
ここにいる最高の星組の仲間とスタッフのみなさまと、
そして愛するお客さまと心と心のつながりを感じられるようにまでなり、
究極の幸せを感じております。
柚希礼音がここまでこれましたのは、
本当に出会ってくださいましたすべてのみなさまのおかげです。
宝塚人生、山あり谷ありあったからこそ最高に誇らしい日々です。
大好きな宝塚大劇場とは今日でお別れですが、
5月10日の最後の日まで、柚希礼音を楽しみたいと思います。
大切過ぎるみなさま、
ともに歩いてくれて背中を押してくれて、
まっすぐに見つめてくれて、
信じてついてきてくれて、
本当にありがとうございました。
すみれの花咲く頃の合唱で幕が下りた後の
カーテンコールは6回
3回目からはステンディングオベーションと
なりました。
ここからは、
終演後の記者会見の模様をご紹介します。
『お疲れ様でした』と
笑顔で穏やかに入場された柚希さん
みなさま本当にありがとうございました。
長い間みなさまに支えていただき幸せでした。
東京公演の最後の日まで頑張りますので、
よろしくお願いします。
とごあいさつされました。
●宝塚大劇場最後の衣装に袴を選んだ理由は?
黒エンビも悩んだんですけど、
公演が始まってからタカラジェンヌというものを着たくなったんです。
●今の気持ちは?
なんか波がいっぱいあって
実感しているところと実感していないところがあって、
袴で階段降りているのも本当なのかよく分からなかったし・・・
でも本当だったんですよね?
本当に幸せです。
●サヨナラショーで「For Good」を歌われた時は
こみ上げるものがありましたね。
作詞した曲は、これかなぁこれかなぁと
色んな言葉を考えながら作っているから、
歌詞以外のすっごい色んなものが入りすぎていて、
作詞の曲を歌うときは本当にグッとくるんですが、
「For Good」は、退団の記者発表をして
どうしてこんなに涙が出るのかをつきつめた歌になっているので、
結局は幸せがすご過ぎるというのが答えなんですけど、
それを今日もすごく思いながら歌うので、
どうしてもFor Goodはくるんですよね。
今日は心を固く決意をして、泣かないように頑張ろうとしてんですけど、
やはりだめでしたね。
●今日は雨ですね・・・
すごい晴れ男役が売りだったんですよ。
ある時から急に雨とか嵐とか雪とか来るようになったんですけど、
なんなんでしょうね。
今日も朝オープンカーで入らせていただいたんですけど、
ちょっと小雨の中オープンカーしている人みたいになっちゃいました。
私からは、次の二つを質問させていただきました。
●自分を信じてすべてをかけ、
6年間トップスターとして経ち続けた宝塚大劇場の舞台から
最後に見た光景や感じたものは?
本当にすごい光景で、見えるもの聞こえるもの感じるものが
私の心を毎日ふるわせたので、今日もそう思いながら見ていました。
お客さまの顔とか呼吸とか、今ぐっと見ているとか
おだやかな気持ちで観ていらっしゃるとか、
そういうのも全部空気で分かるので
それを感じることができる空間にいることができて
幸せでした。
●お客さまや宝塚に対する
柚希さんの愛の大きさをカラットで表すと?
そうですね・・・
どうしようかな・・
宇宙カラット
(柚希さん爆笑!)
●すべてが終わってしたいことは?
夕方まで寝たりしたい(笑)
昨日は10時間寝ました!
たくさん寝てパワフルに公演できました!
会見後には、手形が披露されました。
(レビュー・ステイション用に目線いただきました!)
自分の手形をじっと見て、
あらためて自分の手が大きいと
実感されていました。
また、手形が重いと言って
肩にかついでみたり、
とってもおちゃめな一面も見せてくださいました。
そして、いよいよ10,000人のファンのみなさんが待つ
パレードです!
残念ながら雨はやみませんでしたが、
ファンのみなさんはレインコートを着て
柚希さんを見送る準備を進めていらっしゃいました。
退団者6名が下級生順に登場します。
逢月あかりさん
海隼人さん
鶴美舞夕さん
音花ゆりさん
夢咲ねねさん
ラストに登場するのは、柚希礼音さん
まぶしいほどの笑顔の柚希礼音さん
柚希さんがトップスターになってからの
公演主題歌を、ファンのみなさんが歌い継ぎます。
ファンのみなさんの歌がずれた時には、
柚希さんが傘でリズムをとって指揮を
千秋楽おめでとうございます。
伝説となるトップスター永遠に!
ありがとう!
ちえちゃ~ん!
という掛け声に送られ、
柚希礼音さんは、宝塚大劇場を後にされました