樽井美帆です
４月５日(土) 午後３時から
宝塚大劇場にて
宝塚歌劇百周年記念式典
『虹の橋 渡りつづけて』
が執り行われました。
ゲートには紅白の幕が飾られ、
宝塚に里帰りしてきた
懐かしのスターを
一目見ようと多くの方が
つめかけました。
元タカラジェンヌだらけの
華やかな客席
出席したＯＧは
およそ１５００名
東京宝塚劇場同時中継には
およそ４００名のＯＧが
出席されました。
これまでに宝塚歌劇団に入団したのは
現役生徒を含めて４４２６名
４月５日時点で所属しているのは４２３名
式典出演者は、
現役生徒４２３名と
音楽学校本科生４０名をあわせて
４６３名の予定でしたが
休演者がでたため
４６２名でした。
開演に先立って
秋篠宮ご夫妻が２階席に入場され、
会場は驚きの声に包まれました。
司会は、星組トップ娘役 夢咲ねねさんと
花組トップ娘役 蘭乃はなさん
第一部
第一場 祝舞
『飛翔無限』
緑の袴・黒紋付のトップスター５人の歌で
幕が開きました。
すみれで飾られたステージ、
ゴールドで１００と書かれた扇が輝きます。
祝舞『飛翔無限』は、
２００４年１月、９０周年の公演で
春日野八千代さん
松本悠里さん
轟悠さんによって舞われました。
今回の式典では
四世宗家家元 花柳壽輔さんが
１００周年を楽しみにしされていた
春日野八千代さんの９０周年の公演での
衣装を身につけて舞われました。
第二場 表彰受賞・挨拶・祝辞
世耕弘成 内閣官房副長官より
内閣総理大臣表彰
青柳正規 文化庁長官より
文部科学大臣表彰
中川喜博 阪急電鉄株式会社代表取締役社長あいさつ
井戸敏三 兵庫県知事祝辞
ステージを飾る美しい花は
假屋崎省吾さんの作品です。
第三場 祝宴
辻井伸行さんのピアノ演奏
『祖母が宝塚の大ファンですので
本日演奏させていただけて光栄です。』と
おっしゃっていました。
演奏されたのは２曲
即興曲『SUMIRE』
作曲 辻井伸行
『ラ・カンパネラ』
優しくキラキラした美しい音色が
大劇場に響きました。
ビデオ上映『宝塚歌劇百年の歩み』
ナレーションは黒木瞳さん
白井鐵造さんの写真が映し出された時
１階席からどよめきが
おこっていました。
きっと実際に白井さんとかかわられた方々が
懐かしいと思われたんでしょうね。
そして、なんと
国際宇宙ステーションから
宇宙飛行士 若田光一さんのメッセージが
届きました。
『宇宙からおめでとうございます。
日本の有人宇宙飛行の歴史はまだ２０年余り。
宝塚歌劇の１００年に負けないよう頑張っていきます。
次は宝塚大劇場でみなさまに会えるのを
楽しみにしています。』
つづいては大合唱
幕があくと大階段と花道に
現役生徒と音楽学校本科生が
ずらりと整列
緑のはかま・色とりどりの着物
劇場内は清々しい空気に満ちあふれました。
どよめく客席
巨大雛人形のようで圧巻でした。
指揮は佐渡裕さん
銀橋を中央まで歩きオケボックスへ
専科・５組・１００期生・本科生
４６０名による大合唱
(祝舞出演の２名をもぞく)
『虹の橋 渡りつづけて』
作詞 瀬戸内寂聴
作曲 千住明
瀬戸内さんも千住さんも
客席にいらっしゃいました。
ファンファーレではじまり
鐘の音が響きわたる壮大な曲です。
１００周年の年に退団する同期の
蘭寿とむさん・壮一帆さんも
並んで歌います。
宝塚歌劇団 団歌
すみれの花咲く頃
が歌われ、第一部が終演と
なりました。
第二部は月組による
グランド・レビュー
『TAKARAZUKA花詩集１００!!』が
上演されました。
花・雪・星・宙組のトップコンビも
デュエットダンスを披露しました。
終演後も華やかににぎわう
宝塚大劇場
ＯＧのみなさんは、
宝塚歌劇が永遠に続いてほしいと
お話されていました。