樽井美帆です音譜


3月1日(土) 午前10時から

宝塚音楽学校講堂にて

第100期卒業式が執り行われました。



宝塚音楽学校第100期卒業式1


宝塚音楽学校第100期卒業式3

見事に10時ピッタリの開式グッド!
いつも開演時間ピッタリの

宝塚の舞台にも通じていますね。


すべての段取りが美しく、

まるでショーのようですキラキラ



宝塚音楽学校第100期卒業式5


1.開式のことば


2.国歌斉唱


3.卒業証書授与

  首席の上杉真央さんより成績順に、

  校歌のピアノ生演奏にのせて

  岩崎文夫校長より授与されます。


  生徒一人一人を見守る
  岩崎文夫校長先生のあたたかい眼差し


  卒業生のみなさんは、

  堂々とした立派な振る舞い
  清々しい表情
  誇らしげな返事をされていました。


  
4.岩崎文夫校長式辞(一部抜粋)
 
  921名の中から

  23倍を超える難関を突破して入学した
  みなさんの2年間の努力に敬意を払います。


  昨年7月15日、音楽学校100周年をむかえ、
  みなさんとともに一緒に音楽学校の

  100年に一度の式典を
  挙行できたことをうれしく思っています。
  
  一日一日、自分の時間を大切にして、
  芸道にみがきをかけていってください。


  劇団へ入団すると、いろんな困難に遭遇することが
  あると思います。


  みなさんには第100期生という肩書きが
  良きにつけ悪しきにつけ、何かにつけ
  これからもついてまわることと思いますが、
  ぜひプラスにとらえていただいて
  あせらず・あわてず・あきらめずの精神で

  乗り切っていってほしいと思います。


  それぞれの目標にむかって、

  何事にも好奇心をもって
  ポジティブにチャレンジし続けることです。
  継続こそ力なりです。
  

  挨拶・笑顔・行儀よく、
  この3つをぜひとも胸にしっかり刻んで、
  新しい世界へ飛び込んでいってほしいと思います。


  これからも100期生としての絆を大切にして、

  清く正しく美しく、
  宝塚音楽学校生としての自覚と責任、

  そして誇りを持って胸をはって
  歩んでいってほしいと思います。


  みなさんのこれからのご活躍と輝く未来を

  心から楽しみにしています。



5.角和夫理事長祝辞(一部抜粋)


  宝塚は歌劇ですから歌で想いを伝えます。
  歌唱力においては

  これからも日々努力を続けていただきたい。


  歴史の中には戦争もありました。
  それを乗り越えて今日があります。
  歴史に思いをはせ、心新たに頑張ってください。

   
6.表彰
  
  小林一三賞 (行い正しく成績最優秀)


  上杉真央さん



宝塚音楽学校第100期卒業式6



  校長賞
  (行い正しく成績きわめて優秀) 
  
  白石久利寿さん
  志澤かなめさん

  松下風香さん
  芥田樹里さん(宝塚市立御殿山中学校出身)



宝塚音楽学校第100期卒業式7



  花柳禄壽賞

  (行い正しく、日本舞踊の成績最優秀)
  
  上杉真央さん



宝塚音楽学校第100期卒業式8

  
  優秀賞
    
  声楽総合部門      小達はるなさん
  声楽クラシック部門   土橋優貴さん

  声楽ポピュラー部門   中野佑友未さん
  バレエ部門        清原優衣奈さん
  モダンダンス部門    三木佳奈さん
  タップダンス部門     長野穂乃花さん

  演劇部門         林梨理花さん
  日本舞踊部門      原田朋佳さん
  ピアノ部門         吉﨑夢麿さん 

 
  
  皆勤賞   18名



宝塚音楽学校第100期卒業式10



7.予科生生徒代表送辞 菅さくらさん(一部抜粋)



宝塚音楽学校第100期卒業式11


宝塚音楽学校第100期卒業式12

  
  舞台人としての心構え、

  日常生活の所作、礼節にいたるまで
  厳しくもあたたかく、

  愛情をもって丁寧に指導してくださいました。
  感謝の気持ちでいっぱいです。

  まだまだ未熟な私たちですが、
  みなさまの何事にも努力をおしまず
  ひたむきにお稽古を重ねる姿を見習い
  清く正しく美しくの教えを胸に刻み
  宝塚音楽学校の生徒としての誇りを持って
  これからも精一杯精進してまいります。


  尊敬するみなさまが多くの方々に
  夢や希望を与えることができる舞台人になられることを
  心よりお祈り申し上げます。

  
8.卒業生総代答辞 上杉真央さん(一部抜粋)



宝塚音楽学校第100期卒業式13


宝塚音楽学校第100期卒業式14

  

  100期生だったからこそ、
  今の私たちがあります。


  どんな時も手を取り合って乗り越えてこられたのは、
  同じ夢があったからなのだと

  今、背中に感じる
  あたたかい眼差しの中で実感しております。


  宝塚音楽学校で学んだ舞台人としての基礎、
  いただいた愛情、築き上げた絆を胸にいだきつつ、
  清く正しく美しくの教えを深く胸にきざみ、
  宝塚歌劇団の100年目の生徒として
  果てしない芸の道を歩んでまいります。


  桜の舞うころ、夢の舞台で
  さらに大きく羽ばたく私たちをお目に入れますことを
  お約束し、当時とさせていただきます。



9.仰げば尊し斉唱

  
  1番を本科生が



宝塚音楽学校第100期卒業式15

  2番を予科生が



宝塚音楽学校第100期卒業式16

  3番を全員で歌います。



宝塚音楽学校第100期卒業式17



10.校歌斉唱


11.閉式のことば


12.蛍の光斉唱


13.セレモニー

   予科生から本科生に

   すみれのブーケが贈呈されます。



宝塚音楽学校第100期卒業式18

  
   予科生が作る花道を通って

   卒業生は退場します。



宝塚音楽学校第100期卒業式19

   合格発表の時には花道を作って
   迎えてくれた本科生を、

   今度は予科生が花道を作って

   送り出すんですね。

   ピアノの生演奏は『宝塚行進曲』です。


   笑顔の写真撮影カメラ

   『ハイ!100期!』

   『100期!大好き~!』

   という掛け声をかけあって

   素晴らしい笑顔でした。



宝塚音楽学校第100期卒業式20

   

   


卒業式終了後、代表4名にお話を

伺いました。


私がお伺いしたのは、

『2年間で成長したと思うところは?』


チューリップ黄上杉真央さん
  自分の志の高さ


チューリップ赤白石久利寿さん
  一人ではここまでこれなかったので、

  感謝の気持ちが大切だということ。


チューリップ紫志澤かなめさん
  感謝の気持ちを忘れず、

  みんなで切磋琢磨することと

  協力することの大切さ


チューリップオレンジ松下風香さん
  つらくて涙することもあったが、

  絶対負けずに前を向いて進んでいこうという

  心の強さ



宝塚音楽学校第100期卒業式21
(右から上杉さん・白石さん・志澤さん・松下さん)



  100期生のみなさん

  ご卒業おめでとうございます。


  3月21日からの宝塚大劇場月組公演で

  いよいよ初舞台です!