ブログネタ:海で食べたいもの
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僕が10代の頃の話でやんす。
ある晴れた日、家族で家から車で2時間くらいの浜にドライブに行った。
季節はいつだったのかな?
忘れたけど、暖かい時期だった。
澄んだ青空に水平線・・・まさに絵に描いたような風景が見える道を走って、小さな桟橋に着いた。
そこにいたのは僕ら家族だけ。
桟橋の下を見ると、波打つ水面越しに海藻の類がゆらゆらしているのが見えた。
その間をスイスイ泳ぐ小型の魚。
海藻の空いているスペースから見える砂地。
砂地に見える石。
石?ではない。
独特の形状は当時の僕にも理解できた。
ワタリガニだ!
近いようで獲るには遠い。
でも、何か長い物があれば獲れる距離だった。
その長い物がなかった。
ワタリガニを蒸したら、さぞ美味しかろう。
味噌汁に入れたら、イイ出汁が出るだろう。
カニみそは美味しいんだろうなぁ。
今でも、海に行くとあのワタリガニを想う。
例えそれが、あの桟橋とは似ても似つかぬ都会の海でも。
ワタリガニが食べたい。