我らがリーダー渡辺正行出演の舞台「海ゆかば水漬く屍」も本番まで1週間を切って、いよいよ稽古も大詰め!・・・のはずなのですが、今日から3日間、リーダーの仕事の都合で稽古は休みになります。
まあ、キャストのみなさんは全員プロ中のプロですから、この時点で特に焦ってどうこうする必要もなく、この3連休はしばし芝居のことを忘れてリフレッシュなさるんじゃないでしょうか。
ただ、1名を除いては・・・。
・・・はい、その1名とは、我らがリーダー渡辺正行、その人です。
というわけで今日は、セリフが危ういリーダーの為に、僕とスシドラゴンの木下さんでリーダーの自主稽古にお付き合いしました。
ただ、ちょっとリーダーの弁護をさせていただきますと、この芝居はとにかくセリフを覚えるのが大変なのです!!
この「海ゆかば水漬く屍」は、別役実(べつやくみのる)という劇作家の作品です。
演劇をちょっとでもかじったことがある人なら
「ああ、別役かぁ・・・じゃあ無理もない。」
と、その困難さにすぐにピンときてしまうくらい、別役実という方の戯曲の覚えにくさは有名です。
しかもリーダーは最初から最後まで出ずっぱりなので、セリフの量はほかのキャストの方よりかなり多めです。
しかし、その難解なセリフこそが”別役ワールド”ともいえる独特の世界観を形成している最大の要因でもあり、リーダーもその面白さに惚れてこの作品を演じようと決心したわけですから、これも身から出たサ・・・いやいや、立派なチャレンジ精神だと思います。
ただ、ことあるごとに「まさかこんなに大変だとは思わなかった・・・」と、ぼやいておりますが・・・。
まあそんなことを言っておりますが、もう芝居の流れに支障が出ない程度には出来上がっています。
では、何が問題かというと、まだ一つ一つのセリフが完全に固まっていない・・・というか、リーダー独自の言い回しになっているセリフを、極力オリジナルの言い回しに近づけなければならないという点です。
それが戯曲を書いた人への最低限の礼儀であり、また、芝居の世界観を表現するための重要な要素となるからです。
リーダーは動きながら何度もセリフを繰り返して、なんとか体に染み込ませようとしていました。
しかし、やはり別役実の難解さは凄まじいものがあります・・・。
自主稽古が終わった後、仕事先のお台場フジテレビまでタクシーで最低15分はかかるのに、その入り時間15分前に思わず風呂に入ってしまうぐらい汗びっしょりになって頑張っていました。
・・・本番まであと1週間。
どこまでリーダー自身が納得できる出来になるか・・・身近にいる僕らもドキドキしています。
これはリーダーの家でごちそうになったリーダーお手製のポトフ的なものです!
素材のうまみが引き出されていて、とても美味しゅうございました!