五年前くらいにワックスやジェルで頭固めるのが流行した頃、長く伸ばした髪の毛をグチャグチャに逆立て、
髪の毛を逆立ててやばいオーラを発してる物凄いやつだと思われようとした。
学校ですれ違う人が振り返るのも羨望の眼差しだと勘違いしたし、
変だと指摘されたらそいつの感性が未熟ってことにしてた。
でもある朝、クラスの女子が
「なんかすごい臭くない?」「髪の毛にベタベタ付けすぎなんだよ。」「なんか勘違いしてるんじゃないのpgr」
と露骨に、思い切り聞こえるように言っていて、(この時点でもまだ自分だと確信はしなかった)
アレ?もしかして…と思ってその日早退して家帰って鏡見たら目つきの狂った髪の毛グチャグチャ男が映っていて、
やっと自分の周りからの評価が分かった。その日から外に出ていない。