私が芝居にしている本は
大抵テーマが決まっている。
1)孤独であること
私は、一個の人間。自由と引き換えに得た、この「孤独」を私はたまにもてあましてしまう。
一生私と一緒にいてくれるのは、私の『影』ぐらいしかいないのではないか
信じれるのは、『自分』しかいないではないか、
という孤独感。
2004年から出てきたテーマ
人は孤独だ。だからこそ、人に救いを求める。
そしてそれを分かっている事で、強くなれるし、優しくなれるんだ。
2)幸せであること、正しいことってなんだろうか?ってこと
幸せとは、愛する人がいてお金があること・・・
そんな風に単純明快に考える事は出来ないくらい、大人になった。
見方によって正しいが変るし
幸せだったかどうかは、どの時点から見るかで大きくかわる。
答えが出ない
失敗しない人生はない。
であるならば、「自分が正しいとおもった道を、その時、その時で選ぶこと。結果を引き受ける覚悟をもつこと』
それが幸せであり
それが私の中の『正しい』である。
だから、自分の正しいとおもったことを貫いている人間が好き。
自分を信じている人間が素敵。
歴史が私に教えてくれた事。
3)才能。
神様は人間を不平等に創っている。
それは、むごいことだ。
妬みは止まらない。妬みの止まらない自分は醜く、嫌気が指す。
私、は
「手にしているもの」よりも「身に着けているセンス」に嫉妬する。
同じ世界に住んで、同じものを見ているのに、「センスがある人」はずっと世界は豊かだ。
悔しくてどうしようもない。
才能、のこと、 不平等であること 妬みが自分を自覚すること
そしてそれには終りがない
4)上記全部日ひっっくるめて『認めてもらいたい』
言うまでも無く。
認めてもらいたい。つたない自分も、成長幅がある自分も。
人の目に映って、初めて私は存在している。
認めてほしい、私の存在を。
そして特別であって欲しい。
生きる
それは
走ること。
それぞれの「正しい」を信じ、その信念に誇りをもっていること。
その姿はとても 愛おしい。
水の王国
そういう物語