って
言われた。
芝居の演出をしている、という話を
職場の仲良しに話しをしたときのこと。
『なんで?』
『だってさ、自分の思い通りにするんでしょう』
『うん・・・語弊があるとやなんだけど、平たく言うとね。
自分の世界観をさ、体現するんだよ。
もちろん、思い通りに行かない事も会って
それは役者と一緒につくりあげるわけ』
『それで、どんな言葉で伝えようかとかでしょう』
『そうね』
『脚本もninaでしょう』
『・・・そうよ』
『好きな言葉を好きな世界感で言わせるんでしょう
キャスティングも思い通りなんでしょう』
『・・・そうよ』
『やっぱ、それってちょっとしたプレイだよね』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
そうかもしれない
いや、そんなことはない
でもそうかもしれない
そんなこと、ねぇよ
などと
そんなことをぐるぐるぐるぐる
彼女の話術には
嵌りやすいのです。
これはまるで、主宰の奥さんでninaの仲良しのかおりみたいだ。
■
ちょっとまて。
でも確かにそうかもしれないが
客へ魅せる事を前提にやっているから、
『プレイ』そのものが楽しいわけじゃないんだよ
(認めてないけど、あえて言う)
って言ったところ
でも、みてられねー芝居って、
大抵 男のエゴよね
(彼女はお芝居をする友達が結構いるらしく小劇場芝居、よくみるらしい)
とミニスカートからのびた美脚をさらりと組み替える彼女に
悩殺されながら
そうかもね
とおもっちゃったりする。
こういう女が
きっともてるんだなとか、人間観察もしつつ。
■
ってか。
そんなこと考えさせないでくれよ~。
もう、演出できなくなるじゃないか~。
あぁぁぁぁぁ
クライマックス。しんどい、しんどいよーーーー
でも楽しいよ
描き進むの怖いよ
でもやらなきゃだよ
残り3ページ
あぁ、もう。身もだえ。