久しぶりに行ってきました。
BQMAP


だんなさんと一緒ですラブラブ


シナリオ・センターの帰りに、会社で仕事をし、その帰りに観劇。
こりゃかけもち、大変。大変


劇団員の人にとってもらったからなのか、
とってーもイイ席い座ることができました。


さてこの芝居、キーワードが私好みです。期待大です。
「出雲」「日本神話」「愛を貫く」
いいじゃないですかい。


『その愛はすべてを焼き尽くす』

いいじゃないですかーい!


しかもキャストもちゃんとメインどころを抑えているし
客演も少ない、しかも再演!
こりゃいけるでしょ★


しかし・・・。


オープニング演出は圧倒されましたが
突然テンションが下がる物語の序盤・・・。
話のメインが分からぬまま、話はどんどん展開し、時間は過ぎてゆく。
1時間くらいたったところから、
どこに向かって話が進んでいるのかがおぼろげに見えてくる。

そして、突如クライマックス。


あうあう。


おいていかれてしまいました。私。

面白くなかったのです。


BQっぽい、テンポのよさも、キレのいい動きもなく
どこか少女漫画にありがちな、粘度の高い台詞の連続。
・・・ん?少女漫画?


そうなのです!
こんなマンガ、あったんですよ。
題名忘れてしまったのですが。


輪廻転生を繰り返し、過去から未来へと出会いと別れを繰り返す恋人たち。
時に、恋人として、時に友達として
敵同士として、両親として、兄弟として、出会い、分かれる。
ただ、出会うときはいつも愛しい恋人を何がしかの事情で命を経つとき。
繰り返し出会いたいとおもっても、
それは出会ったとたんの別れを意味する故に
報われることがない・・・。


今回は、おろちをその身に宿した女と
それを退治する運命を握り締めてこの世に生まれ出たヤマトタケル
として出会うわけです。


悲恋や運命というテーマが出てくるのが遅い・・・。

故にクライマックスで盛り上がれない!


終演後、喫煙していた旦那さんに
「思い違いかもしれないけど、おんなじ筋のマンガを読んだことあるなぁ」
というと
「喫煙所で演出家がしゃべってたんだけど、マンガからヒントを得たんだって」
「そうなんだぁ、」
「ninaちゃん、いろいろ読んでるねぇ」
「そうねぇ」

インスピレーションを色々うけるわけですね。

反面教師。

私は次の舞台に向けて、固まり始めているところです。