SAVE the Children
電車づり広告を見て、参加したいな、と思った。
10年間、カトリックの学校に通った影響なのか、
『ボランティア』は当たり前の習慣になってしまっている。
でも『ボランティア』て、どこか偽善者っぽい。
そうやって、シスターに喧嘩ごしの質問を投げかけたような経験を思い出す
。
偽善者だし、でも貢献したからには、感謝の気持ちが欲しいって思う自分をとめられない。
感謝をもらうために、ボランティアしたり
自己満足のために、ボランティアしたり、その邪な心が付いて回るのが本当に嫌だったの。
しかも、
ボランティアなんて、余裕がある人しか出来ないとおもった。
お金、時間、心・・・。
他を思いやる余裕が無ければ、無理だ。
結局富裕層が貧乏人に、憐れむことで、優越感をかんじることこそ
ボランティアじゃないのか、どうなの!!
まぁ、多感な時期ですからね。
シスターは丁寧に答えてくれました。
『それでいいんですよ』
自分がどのように思ったとしても、
それを貴方がすることで、誰かが喜んでいるならば良いことだと思いますよ。と。
感謝されるために、ボランティアをやってもいいじゃない!!
最初は、腑に落ちないで悶々としていましたが、
高校生ぐらいになって自分的には、シスターの言葉が納得できました。
『やらないより、やった方が良い』
自分の気持ちがどうであれ、
やらないより、やった方が良い。
焼け石に水で、根本的解決にならなくても、
自分のチカラの少しをシェアすることで、だれかがちょこっとだけ楽になればいい。
無理はしない。
出来ることから、気がついたところから
。
私のちょこっと、で誰かが食事にありつけますように。
エイズの注射が打てますように。
学校に通えますように。
SAVE the Children
