@ベニサンピット

やっと見に行くことができました。桟敷童子。


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劇場というよりは、倉庫・・・なんでしょうか。受付を済ませて客席へ。

こんなタイムトンネルが用意されておりました。

ここら辺の演出、大好きです。


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演出家と美術が同じ方です。

模型がかざってありましたので、写真を撮ってきました。

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このクラスの小屋であれだけの水をつかうとは・・・。脱帽です。

満遍なく、しかもOPとラストだけではなく何度も水が落ちてくる。

床面はすのこ状になっており、流れた水は下にあるプールに溜まるようになっている。


デハケ口は、メインに上手奥と中奥。

そのほかキャットウォークや上下の梯子状に組まれた足場からかなり客席までせり出した足場までいける。

これで火が出てきたら

まるでディズニーシーのリズミックマジックですね。


衣装の赤、青のコントラスト、上空空間の照明演出、ラストの劇場を埋め尽くす風車、どれも美しく目を見張るものがありましたが、イマイチ消化不良。


公演も明日で千秋楽。役者が声をからしており聞こえないというのと

音楽の入れ方が私にはチープに思えたからだとおもう。


話はいたってシンプル。

桟敷童子がおなじみなお客さんにはきっともっと楽しめたんだと思う。


私自信は、もっと切れのある演技を期待したかったし

装置や演出に負けない迫力がほしかった。


だからだろうか。音楽がどんなに盛り上がっても、役者が泣き叫んでも、歌ってもラストの美しい情景が繰り広げられても私は心うたなかった。むしろ音楽の盛り上げなんかは疲れた。


如何せん一番後ろに座った私もいけないかもしれない。


演出面ではとても勉強になった。

娯楽性が高い作品。多分、次も見に行くと思います。