脚本は書くのが辛いです。辛いけど楽しいです。調べたり構成プロットを編んだりしているときが中でもとてもたのしい。調べて自分なりにまとめる作業が好きらしいのです。1本の作品を書くとき、正直卒業論文と同じくらい調べているとおもう。
筆がのってくると、15人くらいの人物が一気に演技を始めるときがある。彼らが交わす会話を、私は記録するイメージ。後から見ると支離滅裂である事が多いのだが、そういったときの台詞には力がある。勢いがある。
ヒーロー・ヒロインの場合は、彼らがこちらのプロットやこちらで用意した伏線を無視して意外な行動に出るときもある。それでページ数を超過することもある。逆にしばらく泳がせておくけど、途中で立ち止まりやがって、結局引き換えさせたりもする。
そんな作業が好きで脚本を書いているんだなぁ、と。最近欲が出すぎてるな。変な要領も覚え始めたんだ、いかんいかん。いかんのだ、それじゃ。
万年筆で方眼用紙に構成やらキャラクターやらを殴り書きをして、そこから出てくる展開やアイディアを文章にする。それだけの作業。
脚本書いてノっているときって、好きな人の前でドキドキするのに似てるなぁと思ったりする。小さいころほめられているときのゾクゾクって感じとも似ている。でもめったにやってこない。麻薬みたい。
演出しているときも、こういうゾクゾクーって来るときある。
遠い昔にまだ役者やってたころとか、大学時代ライブで歌うとき、袖で待機しているとき、むむーーんと、緊張とゾクゾクが足からびびーんと来る感じともにているかもなぁ。
麻薬じゃ。
それだけのたわごとブログでした♪