急に芝居がみたくなって、mixyの「小劇場」コミュでお勧めしていた芝居を
当日券で見に行った。
当日券で見に行った。
あらすじ:
交通事故で過去の記憶と片目の視力を失った大学生「遥」は、移植手術によって
視力を取り戻したが、どうじに「瞳」の持ち主の記憶を持つことになった。
瞳の持ち主は?そして遥の記憶はもどるのか?
交通事故で過去の記憶と片目の視力を失った大学生「遥」は、移植手術によって
視力を取り戻したが、どうじに「瞳」の持ち主の記憶を持つことになった。
瞳の持ち主は?そして遥の記憶はもどるのか?
感想:
よくある設定をどうみせるか?しかもサイコホラー・ファンタジーってどういう演出なのか?中身は「キャラメルボックス」的芝居。まだあったんだ!制作はすごくしっかり。見習いたいものです。
よくある設定をどうみせるか?しかもサイコホラー・ファンタジーってどういう演出なのか?中身は「キャラメルボックス」的芝居。まだあったんだ!制作はすごくしっかり。見習いたいものです。
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自分のことを棚に上げて、ちょっと辛口レビューです。
一言で感想をいうと、チープなTVドラマをみた感じ。
まず演出で、暗転の多さと、メロドラマチックなハートフルな音楽がガンガンかけ流されるのはちょっと閉口。同年代(20代~30台前半)の人間が、無理して小学生や大学生、両親役をやっているのはつらい。お願い、ほっぺ赤くしてハイソックスは無しにしてぇ。
クライマックスでは歌詞入りの歌が大音量で流れる。これも芝居の世界に没頭したいのに、個人的に好きではない演出。
照明も気になる。スモークが絶えず炊かれていて、それはライトカーテンの多用しているから。これもやりすぎでちょっとダメ。
脚本は、良し悪しはないのでなんともいえませんが、テレビドラマのような、キャラメルボックスのようなストーリでした。
肝心のホラーなのですが、病院の焼け跡で遥に忍び寄る足音は、ちょっとどきどきしたといえばした。
たまに紗幕の後ろにぼぉーっと浮かぶ女性もちょっと怖かった。でも、それ以外ホラー要素を感じることはできなかった。サイコホラー?
役者さんは素直な動きをしており、また声もよぉく通る人ばかり。もっと役者さんを動かすことができれば、TVドラマだとは思わなかったでしょう。演出の関係でしょうが、背中芝居が多く、役者の表情を隠してしまってるのも残念!
悪いことばかりじゃ、もちろんないです。スタッフワークがすばらしかった。
まず照明・音響。プロの技でした。微妙な切り替えや、仕掛けモノ照明が
複雑に絡み合っている舞台をキレイに見せていました。明かり作りも演出の意図(多分)を十分に汲み取っているのだろうと感じることができました。
次に制作!受付電話、席の案内の仕方、アンケート回収システム、客への声がけなど、悪いところが無い。
すばらしいです。うちの劇団もぜひ参考にしたいと思いました。
ところで、モリエール。いいハコでした・・・。