無頼組合プロデュース MY-P公演 『ガリクソンは見た』
@アートボックスホール(高田馬場)
■お話
大阪下町にある老舗の煎餅屋。
頑固な職人ながら、いつもマイペースなお父ちゃん、
のんびり屋のお母ちゃん、
それぞれに個性的な四姉妹。
この家の飼い猫『ガリクソン』が見た平凡な毎日におきた
ちょっとした事件。
■感想
るぼあーる の照明を手伝ってくださる『南吉』さんの役者姿を見たいが為に
劇場に足をはこぶかげ猫。
キャパ90名。うち20~30は桟敷。ひさしぶりのミニ劇用。お尻が痛い。
こてこての関西弁の落ちぶれた商店街、つぶれそうな煎餅屋。
舞台は、その畳敷きにコタツ、縁側というサザエさん家みたいなセット。
商店街でのあれやこれやの悲喜こもごも。
とりとめのない事件、おしゃべり・・・。
ほんとうにほんわ~かした芝居でした。
何が面白いわけでも、何がわくわくしたわけでもなく
ドラマを切り取ったような感じ。
こういう芝居もあったんだよなぁ・・・と妙に力が抜けた気分。
お笑いの崩れたような舞台や
妙に力みすぎたものを連続してみていたせいでしょうか、
ちょっと新鮮でした。

お目当ての役者(男)は、バーのママになってました(笑)。