3連休、朝9時から夜21時半までもぶっとうし稽古が終了しました。
ああ、終わった。でも灰にはなってない。だって仕込みがあるんだもん。きっとゲネプロ終わって、本番の幕が上がれば、ちょっとホっとできる気がする。
最後の中練習室での通練は、概ね満足。ほとんど脚本に目を落とさずに終了。
それだけ安心してみることができたっていうことだ。テンポもよい。音楽やSEのイリや違和感もない。ちゃんとひとつの作品に見える。役者に伝えたいこともほとんどない。あとは、当日照明がはいって役者のテンションに任せるのみだ。
このまま体調を整えて、本番の緊張をたのしみ、「GAME」という作品世界をお客様とプレゼントするつもりで楽しんで欲しい。
かげ猫は元気。きちんとゴハン食べたし(食べさせられたし)、休憩時間にボケーっとできたし。
その前の2週間はキツかったわ。休憩ナシでいつも打合せしていたと思う。みんなが風呂に入っている間とか、飲んでいる間とか、昼食べている間とか。そういや昨日の稽古打ち上げでも打合せで一滴も飲めず、ちょっと寂しい・・・。でも隣の席で、なんか舞台のネタで大笑いしている。嬉しい。
今回なかなかサシで役者と話す機会がなく、役者のテンションがちょっとわからない。稽古場ではみなとても真面目で、私もそれに助けられていたこともおおいにある。
稽古と打合せで、4時間睡眠が続いた時は、もうどうしようかと思った。結構体力ないな、あたし。いや、歳なのか。なんかイヤだわ。
でも何はともあれ、いいのだ。いい舞台が作れれば。
いい舞台が作れる、というのはものすごい希少なチャンスだもの、めぐり合わせだもの。
この脚本で、このメンバーで、メンバー自身がたまたまこの年齢、このコンディションで、スタッフさんが協力してくださって、それでやっとこさ2時間の「面白い」舞台ができる。
公演を打つこと事態は簡単なこと、とうちの主宰はよくいう。うん、そうかもしれない。会社つくるのと似てるかもね。登記してオフィス構えるまでは簡単。だれでもできる。
でもきちんと枠組整えて、人がそろって、稽古して、ものをそろえて、そのうえでよい作品作りをするために気概をたかめていく・・・となると難しいのだ。
散漫な日記になってしまった(涙
昨日、タクシーで家に帰って、ちょっと反省文をノートに書き連ねてみた。
良かったところは、そのほとんどを人に助けあって始めて成し得たということ。そして悪いところも、ほとんど私が人との協力体制ができなかったところにある。
そういうことなんだな、と改めて思ったのです。
さて、長期連休に入る前になんとかシゴトのカタを付けなければ。
ちょっとヤバイ感じです。スイッチ入れます!