2週間前、急に「北海道にいくことにしたから」という母の言葉に、有給申請もWSキャンセルして(ごめん)飛行機に乗りました。両親と私の家族旅行です。今まで仕事や芝居を最優先に、家族旅行もなかなか行かなかったかげねこ。前日の仕事から帰ったのが朝2時、家を出たのが4時。眠い・・・
北海道は、11月にはいるとオフシーズン。本当なら紅葉も終わり、木々は葉をすっかり落として、あとは雪帽子をつけるだけとなる。が、私たちはグッドタイミングで紅葉をちょっと見ることができました。
まずはノーザンホース
に行きました。
競走馬を育てる牧場だけれど、一角(といっても広い)が公園になっている。
まるでカナダのようだ・・・と思った。大学1年の夏、アメリカのモントリオールとカナダにいったんだけど、あの時みたい。確かに緯度も同じくらいだ。
手の平ほどのからからに乾燥した葉が、風にふかれていっせいにハラハラと落ちてくる。桜のはなびらが散るような感じだけど、重いからザザザって音が鳴る。
お馬さんがぽっこ。ぽっこ。
とひずめを鳴らしてあるく。のんびーり、ちゃんです。
この後、乗馬体験コースにいったり、ランドカーで園内を一周したり。同乗していた母は、「いやぁー、ひっくりかえるー」と叫び、歩道客の注目をあびる。だって道がぼこぼこしてるんだもん、あたしの運転が悪いんじゃないよ。
今年脚本を書き下ろした作品で、「深い森の物語り」というイギリスの森の中でおきたファンタジーを書いたんだけど、あの森ってこんなかしらとちょっと思ったりした。カラっとした空気、背の高い木々、風に背を揺らし葉を鳴らす。日本の森とはちがうよね。
さて、その後丸駒温泉へ。
支笏湖畔のかつての秘境で、大正時代の昔は週1回の定期船でしかいけなかったらしい。
露天温泉は支笏湖とつながっていて居るため、支笏湖の水位に温泉の水位が左右される。足元に砂が敷き詰められていって、ポコポコとお湯が沸いている。ちょっとおならみたい・・・。
ちなみに私が行ったときは、肩の下ぐらいまであって深いったら・・・。
仲居さんいわく、低いときはしゃがんでもおへその下ぐらいまでしかないときもあるんだって。「太ったお客さんは、お腹がポコンとでちゃうんですよ」
さてこの宿。食事もお布団もとっても良くて、温泉にはいるなりそのままZZZ・・・。まぁ2時間睡眠だからね。おやすみなさーい。