初めに断っておくと
「行政」と言っても機関や立場などさまざまな違いがありますので
元職員の一意見としてお読みください
訪問に行っても、居留守を使われたり、親に拒否されてしまったら
無理やり家に上がりこんでチェックすることはできません
そんな権限はありませんし、法を犯すことはできません
逆恨みされてしまうおそれもあります
職員にも生活があるし、守るべき家族が居ます
「危険や命を顧みず働け」と言うのなら
それ相当の報酬を与えるべきだし
仮に大金を積まれても「死んでOK」ということにはなりません
職員は虐待対応だけでなく、他にも仕事があります
「24時間体制で専念しろ」と言うのなら
そういうシステム・機関を作るべきです
介入したものの実は虐待は間違いだったという場合
責められるのは行政です
必要以上に慎重になってしまう職員も居るでしょう
そして、結果論で責めるのは違うと思うのです
例えば、虐待を防げたり解決できた場合は
みなさんが知ることはありません
実際、私が関わった中にも
予防できたと思われるケースがあります
なぜ「予防できたと思われる」と書いたかというと
実際のところは分からないからです
もしかしたら、私たちが何もしなくても
虐待に発展しなかったかもしれません
(実際に、こう↑言われたことがあります
)
予防は効果が見えにくいのと
解決ケースをわざわざ公表することはないので
評価されることはありません
最悪なケースだけがメディアで大々的に取り上げられ
行政が非難を浴びるという図式
後からなら何とでも言えます
職員は寝る間も惜しんで対応していたかもしれません
それをよく知らない周りが
「担当者の名前を晒せ」とか「関わっていた職員を逮捕しろ」とか
言うのは違うと思うのです
問題なのは現場で頑張っている人たちではありません
法律や体制です
法律・体制が整っていないという意味では
行政の落ち度かもしれませんが…
みなさんで理解・協力しあい
虐待がなくなる日が来ますように
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