ご無沙汰しております


ブログのネタはたくさんあったのですが、溜めこんでしまうとダメですね


暑さのせいもあり、どんどん書く意欲が失せて…



そんな中、これは書き留めておかなければ、という事件がおこりました…



8月12日


この日は、2ヶ月前から予約していた、


桃源郷祖谷の山里


日本三大秘境の一つ、祖谷の1棟貸し古民家泊へ家族で行く予定でした。







当日はあいにくの雨でしたが、それもまた良し、と家族で予定通りに出発しました。



ところで、我が家にはもう1人家族がおりまして、以前にご紹介した文鳥さんです。


名前はコムギ♀といいます。





ペット禁止なので、連れていくワケにはいかず、まぁ、一泊ならエサとエアコンをちゃんとやっとけば問題ないので、置いていきました。



ウチの中では、ほぼほぼ放し飼いにしてるので、留守の間も自由に部屋の中を飛びまわれるように、ケージの扉を開けっ放しで出発しました。



車で下道をコトコトいって約3時間の距離ですが、途中お昼ご飯をとるので4時間ぐらいの旅程です。



神山道の駅で少し寄り道をして、しばらく走り、家を出てから1時間ちょっとのところでした。



ウチの近くに嫁さんの実家があるんですが、そこの姪っ子から嫁さんに電話がきました。



コムギがさみしがるといかんけん、自分ちのほうへ持っていく、とのこと。



じゃあ、それで頼みます。ケージの扉、開けっ放しやけん、ちゃんと閉めて運んでくれよー、

と嫁さんに伝えてもらいました。



それから数分後、再び姪っ子からの電話が。


外で運びよる最中、コムギがケージから逃げた!!



はぁ!?

ちゃんと扉閉めたんか!?

今、ゆうたとこやんけ!!!!!



なんでも、姪っ子と一緒に甥っ子も取りにきており、姪っ子がさっきの電話中に、甥っ子はさっさとケージを持ち出して外に出てしまっていたのです。



うーわ、サイアクや…


ぼくら家族以外には馴れてないから、呼んでもよってこないし捕まえれんわ。


無理に捕まえようと刺激せずに、見失わんように見張っとれ!


と伝え、すぐさまUターン。


息子はしくしく泣き出すし、嫁と嫁母も押し黙って重苦しい空気が車内に立ち込めます。


帰ったらまず、甥っ子姪っ子とも100往復ビンタじゃ! と腹わた煮えくり返しながら車を飛ばしました。



ようやく家に辿りついた頃には、事件発生からすでに1時間以上たっており、コムギの姿も見失ってしまったとのこと。



ぼくもさすがに女こどもに手をあげれん冷静さは取り戻してましたが、とても直接クチをきく気はなれませんでした。



雨の降る中、さっそく全員で捜索します。



不幸中の幸い、とゆうか、ウチのコムギは大変賢く、名前を呼ぶと「チュン!」と必ず返事をします。


入り組んだ住宅街で、近くに裏山や林もあるので、スズメと同じくらい大きさの生き物を目視でみつけることは困難です。


コムギがこちらの呼びかけに反応して返事してくれるのが頼りです。



名前を呼び、口笛を吹き、反応がないか耳をすませますが、けっこうな雨音に邪魔をされます。


捜索開始から1時間たち、2時間たち、みんなビショ濡れになりながら昼メシも食わずに探しました。



いったん家に入り休憩していると、姪っ子が泣きながら謝ってきました。



注意がたりなくてコムギを逃がしてしまってごめんなさい、楽しみにしていた旅行を台無しにしてしまってごめんなさい、と。



すべてのタイミングがちょっとずつ悪くかさなって起きた事故やけん、誰が悪いワケでもない。

それに良かれと思ってしてくれたことやし、気にせんでええよ、と伝えました。



もうすでに、姪っ子と甥っ子がしてしまったことや、旅行のことなどどうでも良かった。


コムギが無事に戻ってくれさえすれば、それだけでいい…



それに、このまま見つからなければ、姪っ子たちの心にどれほどの傷を背負わせることになるのか…



少しの休憩の後、再び捜索をはじめました。



ぼくは心の片隅で、もうダメかもしれない、と諦めかけていました。


濡れた体で体力も奪われて、エサも食べれずに返事する力も残ってないかもしれないし、ウチのまわりには野良猫も多いし…



しかし、嫁さんも息子も諦める様子がないので、ぼくも諦めるワケにはいきません。



手分けして方々で探してたところ、ぼくのスマホが鳴りました。息子からです。


「コムギの声がする! 早くきて!」



急いでその場所へ行きました。裏山のはずれのほうで、結構家から離れていて、まだその辺りは捜索していませんでした。



「コムギ!」


と呼ぶと、山の上のほうから


「チュン!」


と、たしかに返事がします!


必死で呼び続け、口笛を吹き、手を叩き、呼び寄せました。


木々に遮られて姿こそみえませんが、返事する声が少しずつ近づいてきます!



「おったおったおったおった!」


息子が姿をみつけて、感極まって嗚咽をもらしました。


不慣れな感じで、10メートルほど先の、斜面の木の枝にしがみついています。



ちょっと夢をみているような光景でした。


これが野生の小鳥なら、なんてことない絵面でしょうが、我が家の真っ白い文鳥が自然の風景の中にいる。


見たことがない光景です。


しかも行方不明になってから約5時間、まさか生きて探しだせるとは!!



最後はぼくの手の中に飛びこんできてくれました。


「よっしゃよっしゃよっしゃーーー!」


嬉しすぎてガッツポーズして、握り潰しそうになりました😭💦







かしこいなぁ、コムギよ


ちゃんとぼくたちの声がわかって戻ってきてくれたんやなーラブラブ



のちに調べてみたら、小鳥類のペットが逃げた時の戻ってくる(見つかる)確率はかなり低いそうです😥



旅行もオジャンになり、まれにみる最悪な出来事でしたが、最高の1日になりました!😊