Borussia Dortmund gegen FC Bayern München | Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~

Borussia Dortmund gegen FC Bayern München

Gって進化したり、人型になると、めちゃめちゃつぇし、こぇんだぜ!!

想像しないほうが、いいと思います。
今、巷で話題の大型巨人より強いかも。

ともです。


さて、前回の投稿で予告したとおり、20日間で7試合の、第1フェーズに行って参りました。
ドルトムントでのDFLスーパーカップと、ヴォルフスブルクでのテストマッチ。

先に申し上げておきますと、ヴォルフスブルクVSマルセイユのテストマッチは、テスト性が強すぎるし、交代も多すぎなので、割愛します。

とりあえず、長谷部さんは、出番なかったよ。
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で、その前日の、DFLスーパーカップ。
シーズンの幕開けとなるこの試合。
3年くらい連続で、同カードな上に、昨季のCL決勝と同カードです。
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エース、マリオ・ゲッツェをライバル、バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれ、代役として獲得したヘンリク・ムキタリヤンが


怪我でいないやん



ごめんなさい
ごめんなさい



なボルシア・ドルトムント。
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注目のスタメンは、ゲッツェの穴を、昨季までボランチだった、イルカイ・ギュンドガン。ボランチの位置に、ヌリ、シャヒン。手術で長期離脱中の右サイドバック、トーマス・ピスチェクに変わり、ケビン・グロスクロイツと、新加入選手の起用はなし。



対する、ドイツ勢初の3冠王者で、今季から元バルセロナ監督、ペップ・グアルディオラが就任したバイエルン。
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親善試合で、主力がいなかったとは言え、CL以来再びバルセロナに完勝し、磐石の体制かと思いきや、フランク・リベリー、マヌエル・ノイヤーが怪我で大事をとり欠場。バスティアン・シュバイン・シュタイガーもベンチに温存する。それでも、新加入チアゴを始め、シャルダン・シャキリが代わりに出場という、豪華布陣。

試合は、タイトルがかかっているとは言え、シーズン前で、そこまで真剣になると思われにくかったが、この2チームの対戦は、特別。最初から、両チームともに、激しい試合展開。

どちらも、昨季とメンバーが変わり、サッカーも少し変わった感じ。

ドルトムントは、ゲッツェが抜け、元々ボランチをしていたギュンドガンが、トップ下に入ったことで、プレスの位置が非常に高く、最終ラインも高く保っていた。さらに、中盤がコンパクトなので、奪ってすぐ攻撃に転じられる上に、レヴァンドフスキに当てても、距離が近いので、ショートパスでつなげられる。キープ力もあるので、サイド攻撃も促せる。さらに、シャヒンから前線へ、裏を付くパスも出てくるので、攻撃のバリエーションがものすごく多彩。守備も前線から激しく行くので、奪いどころが高いから、奪ってからの速攻が早い。そして、メンバーが大きく変わってないこともあり、完成度がものすごく高かった。

対するバイエルンは、監督が変わり、バルサの代名詞であるパスサッカー。ボランチは1枚で、前線に人数をかけて、ボールポゼッションし、崩すというもの。あの、ドリブルしかしないロッベンが、何度パスを出して、ワンツーとか試みたことか。しかしながら、コンビネーションにやはり難があるようで、少しのズレで、ドルトムントにボールを奪われ、守備陣系が整わないまま、攻撃を受けてしまう。リベリーという、個の能力が絶対的な選手がいなかったのも大きい。

試合は、ノイヤーの代わりに、急遽出場した、トム・シュタルケとディフェンスの連携ミスにより、ミスター1-0の異名を持つ、マルコ・ロイスに、先制点を奪われてしまう。

後半、ロッベンが追いつくも、すぐさま勝ち越され、さらに、その数分後に追加点と、まだコンビネーションが甘いせいか、新システに慣れていないせいか、ギュンドガンの勝ち越し点で、守備陣が慌てていた。そこで、ファン・ブイテンのオウンゴールとなってしまった。

ギュンドガンの追加点は、非常に素晴らしく、サイドを攻めている間に、フリーで中央に上がってペナルティエリア少し外からシュート。

その後は、ドルトムントが昨季の様な、低い位置で奪って、カウンターという形にシフト。それでも、バイエルンは、ロッベンが維持を見せ、再び得点。1点差に詰め寄り、さらに、ダンテを入れて、パワープレイに出る。しかし、直後にカウンターを食らってしまう。

30mなら、ウサイン・ボルトより速いと言われる、新加入のオーバミヤンにぶっちぎられて、中央のロイスへ。ロイスが、難なく決めて、バイエルンは万事休す。

昨季の雪辱を果たし、ドルトムントの大勝となった。

結果的に、4-2と大差はついたものの、試合後の会見で、ペップが話していたように、バイエルンが、劣っていたわけでは、決してない。
少し時間はかかりそうだが、コンビネーションが噛み合えば、本当に強力なチームになる。個々の能力は、非常に高い。そして、バルセロナとは違い、リベリー、ロッベンなど、パスだけでなく、個の力で打開できる選手も多いだけに、パス+個という、さらに上の形が見られそう。

今回は、リベリー、ノイヤーがいなかったというのが悔やまれる。
さらには、ゲッツェ、マルティネスといった選手も控えているだけに、ベストメンバーはどうなるのか気になるところ。

ドルトムントは、戦術の引き出しが増え、今年も、非常に楽しみなチーム。ムキタリヤンが復帰したら、どうなるのかにも、注目したい。

今シーズンも、まずは、この2強がリーグを引っ張るのと見ていいだろう。