※2024年5月31日 初回投稿


2024年5月12日。


自宅から歩いて、20-30分程の場所にある。


「向井潤吉アトリエ館」。

日本の民家をはじめ、

独自の境地で風景画を描き続けてきた、

向井潤吉画伯。


その昔、水田に囲まれ、

松林の緑濃き丘陵地にあったこの地に、

1933年(昭和8年)、アトリエを兼ねた、

住居を構えたとの事。


この辺り、

当時北部を流れていた、

蛇崩川(じゃくずれがわ)流域などから、

湿潤地の多い、

自然豊かな地であったらしい。


(潤吉の「潤」は湿潤地の「潤」か?)


ただ、この地の自然は、

戦後の急激な宅地化で、

当館と近くの中学校の敷地内に、

残るのみとなったらしい。


(これらは、入り口の説明看板からの引用)


敷地内に入ってみる。

緑豊かな木々に囲まれ、

どこか懐かしい感じの建物が迎えてくれる。


靴を脱ぎ、建物に入ると、

ギシギシと音を奏でる。


(いいね)


藁葺き屋根の油画や自然豊かで、

生活感がある水彩画を見て回る。


いろいろな場所に赴いて、

絵を描いていたらしい。


その中でも長野には、

結構な頻度で訪れていたようだ。


娘の旦那さんの実家が長野にある。


来週、先方のご両親への挨拶を兼ねて、

長野に行く予定なのだ。


これも何かの縁なのか。


おじさん、不思議。